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はじまりはナカから【ネタバレ感想】みちのくアタミ

はじまりはナカから【ネタバレ感想】みちのくアタミ
あらすじ

サラリーマンの糸口彰(いとぐちあきら)は、趣味が高じて尿道ブジーの通販サイトを営んでいる。
するとある日、購入希望者の中に会社の上司である基山紀之(きやまのりゆき)の名前を発見!
お堅いイメージの基山が、本当にそんなシュミがあるのか気になった糸口は――!?

 

 

著者 みちのくアタミ
レーベル ジュネットコミックス ピアスシリーズ
出版社 ジュネット

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

ソフトサディスト(部下)・糸口彰×ガチマゾヒスト(上司)・基山紀之

ネタバレ感想

『はじまりはナカから』はじまりは興味本位から

副業で尿道ブジーの通販サイトを運営している糸口彰(いとぐちあきら)。本業はサラリーマンなので、上司に指摘された書類のミスをせっせと修正してます。
んで上司というのは、いかにも真面目そうな基山紀之(きやまのりゆき)という男。シモのことは全く関心がありませんってタイプの人間です。
ところがそんな基山が、糸口の通販サイトで尿道ブジーを購入した履歴が!運営者の糸口は頼まれてもいないのに、基山が購入した尿道ブジーを手渡ししようと計画。※完全に興味本位です。
そして半ば脅すようなカタチで、基山の家に転がり込んだ糸口。通販サイトの運営者だと名乗り「コレの使い方、興味あるんでしょう?」と、基山に迫ります。
誘惑に負けた基山は、糸口によってどんどん尿道を開発されていき…まさにメロメロ状態。フェロンが大洪水になるほど乱れます。糸口も、こんな普段のイメージと違う基山を見てオッキ。
「俺、別にホモじゃないのになぁ」と思いつつ、基山を攻めるのにハマってしまった糸口。もちろん基山の下のお口にinします。

『潮吹いて地固まる』気持ちを知りたくて意地悪

あれからすっかり糸口による調教が続き…基山は社内でもアソコを開発されることに。対する糸口は、日増しに素直でエ●くなっていく基山沼から抜け出せません。正直に言うと、基山が好きになりました。
でもそう思ってるのは自分だけだと思った糸口…ちょいと基山の気持ちを試してみたくなり、基山をハプニングバーに誘います。
最初こそ糸口に言われた通り、その誰にでも見られてしまう場所ですることを我慢していた基山。しかし「ほかのモブ男を混ぜよう」と、言い出した糸口についに泣いてしまい…「嫌だ」と拒否します。
我に返った糸口はモブ男を排除。やっぱり基山を誰にも触らせたくなくなり、ふたりだけでハプニングナイトを過ごします。

『頭隠して×穴隠さず』お互い我慢!!

結局、基山の気持ちが分からないままエチ三昧の日々。でもここ最近、仕事が忙しい基山のことが心配になった糸口。基山の身体を気遣ってエチに誘うのを止めます。

BL式部
BL式部
アレ?この糸口からの提案に、基山さんめっちゃ残念そう…。

そして翌週、繁忙期を終えた基山は糸口と一緒に出張に行くことに。ちゃちゃっと仕事を終わらせ、基山が予約していたホテルに行きます。するとまさかの同室…!
とんだ試練に「基山さん疲れてるから…我慢我慢」こう自分に言い聞かせる糸口は、そそくさと眠りにつきます。しかし就寝中の糸口は何やら下半身に快感を感じ、飛び起きてみると…なんと基山に夜這いを掛けられていました!!
恥ずかしがる基山を見て、糸口は本当は基山もシたかったのだと理解。もう遠慮はせずに溜まりに溜まったスペルマを基山に注ぎ込みます。ちなみに基山は今夜ヤル気まんまんだったようで、大事なところが全く隠れてないオパンティーを穿いてました。

『交喙の嘴 第1話』告白OKできない理由

先日の出張から、前より積極的にエチを求めてくるようになった基山。それが嬉しくてたまらない糸口は、基山とちゃんと付き合いたい思いが強くなります。
そして幸せな朝チュンのとき、意を決した糸口は「恋人同士になりましょう」と告白!!しかしさっきまでトロットロで愛し合っていた基山の返事は「NO」。ショックすぎた糸口は、幸せな朝チュンの場から逃げ出します。
――後日、ひとりゲイバーでママ(オッサン)に相談する基山。実は糸口のことをずっと好きだったようで、ママから「ノンケの糸口に告られても、簡単に受け入れちゃダメよ」と、恋の駆け引きの助言を受けています。

『交喙の嘴 第2話』駆け引き中でも、カラダは我慢できない

基山が糸口に恋しちゃった1年前の回想。仕事のミスをした基山に、糸口は持ち前のフットワークの軽さでフォロー。一瞬で恋に落ちた基山ですが、糸口がノンケなのでどうアプローチしていいか分からないでいます。
そんなとき偶然、糸口が尿道ブジーの通販サイトを運営しているというウワサを聞いた基山。糸口との繋がりを持ちたい一心で、尿道ブジーを購入します。
そして糸口と関係を持っても、基山はゲイバーのママの助言通りマジメに恋の駆け引き。だからこそ糸口からの告白を一度、断ってみたんですね。
と言った基山の計画を知らない糸口。一度フラれてもへこたれない精神で「もう一度、デートから段階を踏みましょう」と、基山に再度アプローチしてきます。
しかし基山は当初の計画通りなのに、デートだけでは足りず…糸口をお誘い。上はスリーピースをかっちり着てるのに、公衆トイレで糸口と合体します。

『交喙の嘴 最終話』駆け引きなんて必要なし!

糸口は段階を踏んで基山と恋人になろうとしていたのに、前回基山から急に盛られて…ちょっと困惑。基山が何を考えているのか分かりません。
一方 基山もひとり家で糸口を想い(主にエ●いこと)、抑えきれず自家発電。初めて自分で尿道ブジーを使ってみます。
ところが翌朝、オデリケートなところに雑菌が入ったため激痛に襲われた基山。焦ってしまい、出張中の糸口に電話をします。すると心配した糸口は光の速さで基山の家に駆けつけます。
恥ずかしいところを助けてもらった基山は、駆け引きをしていたことを洗いざらい白状。糸口に謝ります。スーパーポジ男の糸口は笑ってこれを許し、もう一度愛の告白。
こうしてもう段階を踏む必要がなくなったふたりは、恋人同士になって初めてのアツーイ夜を過ごすのでした。

『穴は熱いうちに打て』

糸口&基山は、ふたり揃って有給休暇を取って温泉旅行に来ています。
Q.はい、ここで問題です。浴衣の帯は何のためにあるでしょうか?A.そりゃもちろん●●●●を●るためです。

『あとがき』

一冊のコミックスになるまで三年かかったらしいです。みちのくアタミ先生お疲れ様でございます。

まとめ

基山さんったらマジメに恋の駆け引きはするのに、キモチイイことには超素直(笑)糸口が翻弄される気持ちも分かります。こりゃ天然の魔性です。
糸口は回を重ねるごとに男前感が増していくので、最終話ではもうどっちが上司かわからない状態になります(笑)とりあえずとんでもないエ●さです。

試し読みあり

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