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高嶺の花は、散らされたい(下)【ネタバレ感想】左京亜也

高嶺の花は、散らされたい【ネタバレ感想】左京亜也
あらすじ

Ω(オメガ)の雪下ハナ(ゆきしたはな)は、弟・蒼葉(あおば)に強引に番(つがい)にされそうに!!
間一髪逃げ出したハナは、想いを寄せるα(アルファ)の連雀(れんじゃく)に「番にしてほしい」と懇願する――。
せつないオメガバースBL、下巻!!

著者 左京亜也
レーベル Dear+コミックス
出版社 新書館

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

俺様フラワークリエイター【α】・連雀×癒し系スタニャ店員【Ω】・雪下ハナ

ネタバレ感想

『高嶺の花は、散らされたい(上)』はコチラからどうぞ。

高嶺の花は、散らされたい【ネタバレ感想】左京亜也
高嶺の花は、散らされたい(上)【ネタバレ感想】左京亜也 カフェ店員の雪下ハナ(ゆきしたはな)は、26歳になった今でも発情したことがないΩ(オメガ)。 そんなハナが密かに想...

『#06』連雀のΩイメージ

強烈なフェロモンをスーパーサ●ヤ人のように放出するハナは、やはり発情期。連雀(れんじゃく)に「番(つがい)にしてほしい」と懇願するも、意識はフライアウェイ。
連雀に抱かれるも、またしても実況中継型喘ぎがうるさいハナ(笑)魔性のΩパワー全開でαの連雀を骨抜きにします。
でもいくらハナを抱いて気持ちよくなっても“Ωはふしだら”とイメージを変えない連雀。ハナに利用されていると思い込み、今回もうなじを噛まず番にしません。

BL式部
BL式部
ちなみに連雀にこんなΩイメージを植えつけたのは、連雀パパの番のふしだらΩ。すんごい性に奔放だったようです。

失意のハナは発情が終わらぬうちに連雀の家を出て、アパートへ帰宅。しかしそこにはまだ蒼葉(あおば)が居て…ハナはふたたび襲われそうになります。
すると追ってきた連雀に助けられたハナ。そのまま「こいつは俺のメスだ」と、連雀に首筋を噛まれます。

『#07』番ではなく“仮番”

『#06』のハナ視点のお話。ハナは内心“連雀さんだけがいい”と思ってはいるものの、謙虚に「解除してもいいから、蒼葉から逃げる間だけ連雀さんの番に…」とお願いします。
そんなハナの無茶なお願いに、番にはしてくれなくても抱いてくれた連雀。感謝したハナは、これ以上迷惑をかけたくない気持ちからコッソリアパートに帰ります。
しかしハナが帰ってくるのを待っていた蒼葉に襲われて…。間一髪のところを連雀に助けられてたハナ、連雀の家にまたお持ち帰りされます。
ちなみにこのとき連雀に首筋を噛まれたハナでしたが、アレの最中ではないので番ではなくただの“仮番”だと知り…。ぬか喜びのハナ。

『#08』仮番=婚約!?

連雀がした“仮番”のブロック効果で「もう蒼葉に襲われることはない」と説明されたハナ。本当はちゃんと番にしてほしいですが、欲張らず納得します。
そして蒼葉がアパートにいる間だけ、ハナは連雀の家に居候。すると始めは“仮番”にネガティブだったハナも、次第に「番が結婚だったら、仮番って婚約なんじゃ!?」とポジティブ思考に!
ところがこのポジティブ妄想を、寝ぼけて連雀に話してしまったハナ。すると発情もしてないハナに連雀がキスしてきて…!!

『#09』発情(ヒート)中じゃないけど抱きたい

戸惑うハナに「発情してねぇからした」と言い放つ連雀。それでもハナは、何で発情もしてないのにキスされるか分からず…。
見かねた連雀はハナをベッドに連行。初めて発情期のとき以外で抱こうとします。
しかし連雀のアレがあまりに規格外で、ハナの尻に入らず(笑)リベンジを誓う連雀は、改めて発情期中のΩの尻の偉大さに気付くのでした。
そして後日、ハナを諦めきれない蒼葉はスタニャに居座り。バイト中のハナに再度「俺の番になって」とお願いします。
でもハナは「連雀さんじゃなきゃダメなんだ」とお断り。迎えに来た連雀に掻っ攫われて、華麗にスタニャを早退します。

『Final』発情(ヒート)が待ち遠しい!!

連雀の家にお持ち帰りされたハナ。連雀からプロポーズ用の大輪の薔薇をプレゼントされます。
最初はあまりに突然のことで、自分に対してだと気付かないハナでしたが「好きだ、俺の番になってくれ」と、連雀にラブコールされてようやく理解。
晴れて両想いとなったふたりは、次の発情期まで生殺しの時を過ごします。そして待つこと一か月、ハナが発情してようやくその時が!!
すると光の速さで現れた連雀は、いつもの調子でスタニャでバイト中のハナをお持ち帰り。発情して、熟れに熟れきったハナのカラダを弄り倒します。
対するハナもエ●言葉のオンパレードで連雀を煽りまくり…。連雀はαの本能のままハナのうなじを噛み、ふたりは正式な番に。
そして後日。幸せ絶頂のふたりは当て馬キャラだった蒼葉とも和解(笑)ハナのバイト中にも関わらず、堂々とキスしちゃうラブラブっぷりを見せつけるのでした。――END.

『高嶺の花は、いつも散らされたい』

発情期じゃないハナを抱くのに失敗したことを、実はかなり気にしていた連雀。(※『#09』参照)
リベンジに燃えて再挑戦しますが、ハナのエ●言葉に下半身ノックアウト!!
Ωってホント恐ろしい子!!と思いながらも、Ωに振り回されるαの連雀なのでした。

まとめ

連雀を惹きつけるハナの匂いは、薔薇のフレグランスらしいです。てっきり静電気的な痺れだと思っていてすみません。
連雀の持っていた“Ωふしだらイメージ”も、あながち間違いではないですが(笑)ハナは一途だからモーマンタイなんじゃないっすかね!!

試し読みあり

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