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高嶺の花は、散らされたい(上)【ネタバレ感想】左京亜也

高嶺の花は、散らされたい【ネタバレ感想】左京亜也
あらすじ

カフェ店員の雪下ハナ(ゆきしたはな)は、26歳になった今でも発情したことがないΩ(オメガ)。
そんなハナが密かに想いを寄せているのは、店の常連客でフラワークリエイターの連雀(れんじゃく)。
α(アルファ)の連雀には想いは届かないと諦めていたハナだったが――!?
せつないオメガバースBL、上巻!!

著者 左京亜也
レーベル Dear+コミックス
出版社 新書館

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

俺様フラワークリエイター【α】・連雀×癒し系スタニャ店員【Ω】・雪下ハナ

ネタバレ感想

『#01』αの思うがまま

カフェ店員として働くハナは、常連客でスパダリαの連雀(れんじゃく)に密かに片思い中。

BL式部
BL式部
ちなみにハナが働くカフェは、ス●バではくスタニャ(笑)

しかしオメガバース設定のこの世の中。Ωであるハナは、連雀を遠くから見つめることしかできず…。いつも仕事帰りに連雀の経営するフラワーショップに熱い視線をおくります。
そんなある日、ちょっと熱っぽくなったハナはスタニャを早退。フラフラになりながら帰る途中、26歳にして初・発情期を迎えてしまいます!!
絶体絶命のハナでしたが、タイミングよく現れた連雀に助けてもらいそのまま連雀の家へ。しかし優しく介抱されることもなく「ヤってほしけりゃ自分で準備しろ」と俺様発言をかます連雀。
それでも下半身も最強αな連雀を見て、発情が抑えられなくなったハナ。自らアレを広げます。

『#02』巣作りしたのに番にしてもらえないΩ

ベッドインしても連雀の俺様な性格は変わらず、ただ言われた通りに従うハナ。それでもカラダの相性は抜群で、めちゃめちゃ喘いでしまいます(笑)
ところが、その実況中継型喘ぎがあまりにうるさかったのか(違)連雀はハナのうなじを噛むのを止めキスに変更。番(つがい)にはなりませんでした。
こうして初・発情期を終えたハナは、こっそり連雀の家を出て数日ぶりにスタニャに出勤。するとすぐさま追ってきた連雀が現れ、ハナを連行します。
どこへ行くかと思ったら、なんとハナのアパート!着くなりハナお手製の巣を発見した連雀は、自分が捨てたゴミやらパンツやらでできているそれを見て…。
「お前のことも、誰のことも番にはしてやらない」と、ハナに冷たく言い放ちます。

『#03』振り回されるΩ

連雀にそう言われて「大丈夫です」と、素直に引き下がるハナ。でも連雀のパンツだけはどうしても欲しいハナは、抑制剤を飲む代わりに連雀の新しいパンツを貰える約束を取り付けます。
こうしてハナは連雀と番ってなくても十分ハッピー(のフリ)。スタニャにやってくる連雀に、ラブコールを送り続けます。
ところが誰とも番っていないΩのハナは、スタニャ正社員になれる話が遠のいてしまい…。ふさぎ込んでいたところ謎の男にいきなり抱きしめられます。

『#04』ハナの過去

謎の男の正体は10年ぶりに再会したハナの弟・蒼葉(あおば)。ハナと話がしたいようですが、過去にナニかあったらしく早々とその場を立ち去るハナ。
そして向かった先は連雀の家、約束の連雀の新しいパンツを貰いに来ました。すると、今宵がクリスマスなこともあって酒と食事を用意してくれていた連雀。
ふたりは晩酌を始めますが、連雀にまた抱いてほしくなったハナはレッツ・お誘い。ストリップショーをしながら10年前、発情しかけて弟でαの蒼葉を誘惑してしまった過去を話します。
でもそれを聴いても連雀はハナを拒まず。「お前がアホだから憐れんでるだけだ」と、クリスマスの夜を一緒に過ごします。
ところが翌日、連雀の家から帰宅したハナがアパートに帰ると…そこには蒼葉がいて――!!

『#05』「発情テロかよ」

セキュリティガバガバのハナのアパートに侵入していた蒼葉。ハナに実家に帰るように言われても聞き入れず、少しでもハナと一緒にいたいとお願いします。
可愛い弟にこう言われてはハナも承諾するしかなく、夕食だけ一緒に食べることに。それでも足りない蒼葉はハナのバイト先のスタニャにまで着いてきます。
そこで青葉と連雀が初対面!!ハナを巡ってα同士のバッチバチのバトルを繰り広げます。帰宅後、独占欲が一層強くなった蒼葉は「ほかのヤツとは番わせない」とハナを襲います。
しかし間一髪のところで蒼葉から逃げ出したハナ、強烈なフェロモンを漂わせて連雀の家に駆け込みます。
そして「発情テロかよ」と言いつつも、ハナのフェロモンを抑えるために抱こうとする連雀。するとハナは「解除してもいいから、蒼葉から逃げる間だけ連雀さんの番に…」と懇願します。

まとめ

ハナの発情フェロモンが強烈すぎて空気中の電流描写がヤバいです(笑)少年ジャ●プだったらソッコー戦いが始まってるレベル。
ちなみにスタニャにも呪文のように長いドリンクがあるようですが、カタカナ多すぎて老眼にはキツイです。

試し読みあり

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