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spilt milk -スプリット・ミルク-【ネタバレ感想】dotsuco

spilt milk -スプリット・ミルク-【ネタバレ感想】dotsuco
あらすじ

兄弟の契りを結んだにもかかわらず、ある事件がきっかけで組から波紋された城金吟磁(しろがねぎんじ)。
それ以降、兄貴分と慕っていた若頭・烏羽一鉄(からすばいってつ)と絶縁状態になっていて――!?
大型新人dotsucoが贈る、至高の極道BL!!

 

 

著者 dotsuco
レーベル KiR comics
出版社 三交社

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

半グレ狂犬(元弟分)・城金吟磁エリート若頭(元兄貴)・烏羽一鉄

ネタバレ感想

結構せめてる表紙のわりに、BLのL(愛)の部分がしっかり味わえる作品!ある意味表紙詐欺です(笑)

『act.1』兄貴への復讐

褐色のヤクザ若頭・烏羽一鉄(からすばいってつ)は、ある日、かつて弟分だった城金吟磁(しろがねぎんじ)に呼び出されます。
すると待っていたのは、絶縁状態になっていた七年の間に新たに自分の組を作って、組長になっていた吟磁の姿!昭和スターのように毛皮のコートを羽織っていて、なかなか服のセンスがヤバイです。

そして過去の懺悔と言わんばかりに素直にやってきた烏羽。吟磁の部下のモブたち服を脱がされても、なんの抵抗もしません。
そこで吟磁は「こいつをオンナにしてやれ」と、部下のモブたちに命令。結果、烏羽はデロデロのドロッドロにされてしまいます。吟磁はというと、その光景を間近で見物して股間を膨らませています。

『act.2』どうしても兄貴が忘れられない!

烏羽デロデロ事件(?)から、より一層烏羽のことが忘れられなくなった吟磁。ふと七年前、烏羽の弟分だった頃を思い出します。
――行く当てもなく途方に暮れていた吟磁少年を拾った烏羽は、立派なヤクザにするべく吟磁少年を育成。兄弟の契りを結び、ふたりにはゆるぎない絆が生まれます。
ところが吟磁が組にヒミツでクスリの売買をしていたと疑いをかけられ、烏羽は吟磁を破門。失意に暮れる吟磁は、そのあと烏羽と敵対する組の佐方(さかた)という男に拾われます――。

BL式部
BL式部
烏羽を信頼していただけに、見放された吟磁は辛かったんでしょうね。

こうして回想が終わると、吟磁はすぐさま烏羽の家に乗り込みます。そして「復讐だ」と言いつつ烏羽を抱く吟磁。でも復讐と言いつつ、七年前と変わらない愛しい目で烏羽を見つめてしまっています。

『act.3』兄貴に捨てられて弟分、暴走

烏羽を抱いたあと、素直になった吟磁は「七年前、破門したのは本意じゃなかったって言ってくれよ…」と懇願。今でも自分には、兄貴分だった烏羽がすべてだと縋ります。
しかし“謝れない過去のトラウマ”があった烏羽。決して吟磁に許してもらおうとせず、本当のことが言えません。
ショボーンになった吟磁は、自分の組の事務所に戻ります。するとそこにいたのは七年前、吟磁を拾って組長にさせた佐方。なんと吟磁の部下たちにヒミツでクスリの売買をさせていました。
なにも知らなかった吟磁が佐方を問い詰めると、七年前の破門事件も佐方が仕組んだことが発覚!!ブチギレた吟磁は、佐方と取っ組み合いの死闘と繰り広げます。
しかし佐方に「烏羽は己の保身のために君を捨てた」と、一番気にしてることを言われてしまい…。戦意喪失した吟磁は、佐方と一緒になって烏羽をコロそうと決意します。

『act.4』すれ違う気持ち

今度は七年前の烏羽側の回想。――破門事件のときも、実は身を呈してまで吟磁を助けようと、上と交渉していた烏羽。
でもこのままでは弟分の吟磁が、自分の代わりにコロされてしまいそうな事態に…。こうしてやむを得ず烏羽は、吟磁を守るために破門にして組から出したのでした――。

BL式部
BL式部
愛あればこそってやつか…。

そんな烏羽の本当の気持ちをしらない吟磁。佐方と一緒になって烏羽をコロすため、電話で烏羽を呼び出します。ただ烏羽をコロしたあと、吟磁も後を追うつもりのようです。

『act.5』「俺の兄貴はひとりだけ」

一方 呼び出された烏羽は、“謝れない過去のトラウマ”を克服して吟磁に謝ることに。拳銃を向けてくる吟磁に「吟磁を守るためだったとはいえ、これから償わせてほしい」と、本心を打ち明けます。
これに「兄貴ィ」と感動した吟磁は、傍らでこれまでそそのかしてきた佐方に発砲!しかし思いのほか佐方が強く、吟磁は形勢逆転されてしまいます。
そんな人質となった吟磁を今度こそ守り抜くために、佐方の指示通り自らの手の甲を拳銃で撃つ烏羽。弟分への愛、半端ないッス…。
んで、その姿に吟磁も覚醒!!佐方を一瞬でK.O.して、この仕組まれた復讐劇を終わらせます。
こうしてずっと好きだった兄貴・烏羽との関係を修復できた吟磁。そのあとベッドで、やっと普通に烏羽を抱けてすんごい幸せそうです。
しかも烏羽から「俺もお前が好きだ」と言われちゃったもんだから、オールナイトで愛を確かめ合うのでした。

『描き下ろし』

「兄貴なのに下(受け)でいいのかよ?」と問う吟磁に、「(ポジションが)上になる方法なら他にもある」と答える烏羽。あ、もちろんinベッドです。グフ。

まとめ

褐色で男気溢れる兄貴が、かつてワンコだった弟分にいいように抱かれるこの神展開!!信念を持ってる強情な受けは良いですなァ。(しみじみ)
絵柄もテンポも良きなので、今後のdotsuco先生の新作から目が離せません。

試し読みあり

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