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赤のテアトル【ネタバレ感想】緒川千世

赤のテアトル【緒川千世】ネタバレ感想
あらすじ

高級女性靴ブランド“アバルキン”の若き美人社長・ユーリは、夜は娼婦となりコネクション作りのため業界人にカラダを開く。
すべては愛しい側近のゴーストデザイナー・アダムの夢を叶えるため――。

 

著者 緒川千世
レーベル on BLUE コミックス
出版社 祥伝社

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

メイン
冷徹ゴーストデザイナー・アダム=クトー×妖艶健気な美人社長・ユーリ=アバルキン
サブ
未練の男・カルロス=ガルシア×ユーリの叔父・ミハイル=アバルキン

ネタバレ感想

『第1話 Le premier épisode』アダムの靴のため

ユーリの母であり、高級女性靴ブランド“アバルキン”を立ち上げたユリアが急死。それにより跡を継ぐことになった息子のユーリ。
側近のアダムというなんともザ・攻めっぽい男を傍らにすえ、瞬く間にアバルキンのブランドを急成長させます。ちなみに常にアバルキンの靴(ヒール)を履き、自らブランドのミューズとなるユーリ。
――しかしその裏には業界人の娼婦として枕営業をしまくるユーリの努力が…!!モブおっさん共にカラダをめちゃくちゃにされても、アダムからのキスひとつでユーリの精神はなんとか持ちこたえます。
そんなアダムとはキスまでの関係のユーリですが、彼がブランドのゴーストデザイナーとして傍に居てくれるだけで十分…。そう言い聞かせています。
そして今宵も“アダムがデザインした靴を世界一にするため”ユーリは自分の身を犠牲に。枕営業後、そろそろ精神が黄色信号になりつつあったユーリはアダムに「抱いてくれ」と懇願します。
しかしアダムが受け入れることはなく、代わりに新しく作った靴をユーリに履かせます。心と足に激痛を感じながらアダムに踊らされるユーリ…。

『第2話 Le deuxiéme épisode』アダムの靴を履く者

いつか自分の靴を作ることを夢見ていたアダムが、ユーリの母・ユリアに才能を見出された頃の過去話。
ユリアはアダムが考案したデザインを自分の名で発表し、その才能を妬んだもののあっけなく事故死します。
「これでこのオバハンとは用済み」と言わんばかりにアバルキンから去ろうとするアダム。するとすかさずユーリが「これからはボクがアダムの靴を履く」と名乗りをあげ、アダムを引き留めます。
それをも計算の上だったアダム、早速自分が作った靴をユーリに履かせご満悦。「ふたりで世界を手に入れよう」とユーリにキスするアダムの目には…靴しか見えていません。
――そして現在。アダムの予想を超え、妖艶な美しさと夜のテクニックでブランドに大いに貢献するユーリ。と、同時にユーリを愛してしまわないよう自分に言い聞かせるアダム。

BL式部
BL式部
あのぅ、ユリアってマジで事故死だったんです…ヨネ?

『第3話 Le troisiéme épisode』ユーリの決意

今日もせっせと枕営業に励むユーリ、しかしその精神状態はいよいよ限界。不安がよぎるアダムは、ユーリの叔父でありアバルキンの副社長・ミハイルに相談します。
しかしそれでも状況は変わらず…。ギリギリの状態で踏ん張るユーリでしたが、さらに追い打ちとして業界トップの男・カルロス=ガルシアがアバルキンを酷評します。
これによりブランドの名が地に落ちたアバルキン。苦肉の策として、ユーリを退任させて後任のミューズを立てることを迫られます。
アダムはこの決断を下すことを躊躇したものの、痛々しく自分を犠牲にするユーリを抱きしめてしまいそうになり…後任のミューズ案を承認。ユーリと距離を置く決意をします。
一方、お払い箱にされそうになっていると知ったユーリ。後任のミューズに対する嫉妬に狂い、アダムに媚薬を飲ませ念願だったレッツプレイを試みます。

『最終話 Le derniére épisode』靴より大切なもの

媚薬の効果でいままで抑えてきたユーリへの欲求が大・爆・発したアダム。たかが外れ、三日三晩ズッコンバッコンしまくります。
そして「もう二度とユーリを自分が作った靴のために犠牲にしない」と悔い改めるアダム。初めて靴なしのユーリと向き合います。
一方ミハイルはアバルキンを酷評したカルロス=ガルシアから、自社の傘下に入る or 倒産するかの選択を迫られます。傘下に入らないためにも、ユーリを退任させるほかないと考えたミハイル。
改めてその決定事項をユーリに話しますが、耐えかねたユーリはついに逃走。この時ようやくアダムは自分が一番大切なものがユーリであることに気付き、跡を追います。
しかしチンピラに刺されそうになっていたユーリを庇ったアダムは負傷。靴までも自身の血で染まっていく中、アダムは「愛してる」とユーリに告白。
―――その後。静かな田舎町で新婚生活を送るアダムとユーリ。アバルキンと離れ、人生を再スタートさせます。

『番外編 Épisode supplémentaire』

アダムとユーリが去った後のアバルキン。ミハイルだけが残され、経営状態もさらに悪化しあぼーん状態。
そんな中、救いの手を差し伸べたのはなんとカルロス=ガルシア!!実はこのふたり30年前付き合っていた元カップルだということも判明します。
しかもカルロス=ガルシアの方はミハイルに未練アリアリで、ミハイルを抱きたいがためにアバルキンを酷評して陥れたことが発覚!どんだけ~(死語)
素直にカルロスの要求通り抱かれたミハイル。アバルキン再建の資金調達のためなら何だってする、さすがユーリの叔父さんやでぇ~!!

『その後のこと Épilogue』

静かな田舎町で暮らすアダムとユーリは女の子を養子に迎え、すっかり熟年夫婦のよう(笑)
でも夜になるとド●ケベプレイを楽しみ、御盛んなふたりなのでした。な、なんだこのほのぼのハッピーエンドは!!!??

まとめ

最終話でアダム氏が刺されて後遺症から右手が動かなくなってしまうけども、むしろ腕一本で済んで良かった(?)っすよ…。
これからはユーリを目一杯幸せにしてやってくれィ!!色男!!

試し読みあり

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