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ポルノグラファー【ネタバレ感想】丸木戸マキ

ポルノグラファー【ネタバレ感想】丸木戸マキ
あらすじ

大学生の久住春彦(くずみはるひこ)は不慮の事故で、木島理生(きじまりお)の腕を骨折させてしまう。
小説家の木島はこれでは仕事ができないと、慰謝料代わりに“口述筆記で代筆”するよう久住に求めてきて――!?

著者 丸木戸マキ
レーベル on BLUE comics
出版社 祥伝社

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

健全な若者(大学生)・久住春彦×男版だん●つ(小説家)・木島理生

ネタバレ感想

『第一話』男版だん●つ小説家の奇行

大学生の久住春彦(くずみはるひこ)は偶然の事故で、木島理生(きじまりお)の右腕を骨折させてしまいます。しかも木島の職業は小説家!
青ざめる久住に「口述筆記で代筆してくれる?」と、慰謝料代わりの仕事をお願いする木島。不幸中の幸い!と、久住はこの話に飛びつきます。
ところが蓋を開けてみると、木島が書いているのは男女物のポ●ノ小説!代筆する際、木島の大人しい見た目から想像できない程えげつないエ●用語の連発に久住はビビります。
それでも久住の下半身はきちんと反応してしまい…代筆中オッキ。小説の内容も相まって、喘ぎシーンのセリフを言う木島に反応してしまいます。
木島はというと、久住の反応が面白かったのか「ぬいてあげようか」と久住をからかいます。

『第二話』大学生をからかうイケナイ小説家

木島にからかわれてからというもの、木島が書くポ●ノ小説がオカズになった久住。登場キャラの男を久住、女を木島に置き換えて妄想しています。
しかし男相手にドキドキしてしまっている自分に動揺する久住。それでも連日のように木島のもとに通い、代筆の仕事をこなします。
木島の方は初心な反応で過剰反応する久住が面白くてたまらない様子。わざとエ●用語を言い連ねて、久住の反応を楽しんでいます。

『第三話』振り回され続ける大学生

そして日増しに強まる木島への興味。久住は代筆の仕事中垣間見える木島のエ●さに、目が離せなくなっていきます。
ところがある日、木島担当の雑誌編集者・城戸(きど)という男登場。木島と個人的にもナカヨシらしいその男は、明らかに木島とただならぬ雰囲気!!
お察した久住は、城戸×木島のよからぬBL妄想で頭がいっぱいに。すると木島は「3人で飲もう」と久住と城戸を宅飲みに誘います。

BL式部
BL式部
久住こそBL作家になればいいんじゃ…!?ってくらいすんごい濃厚なBL妄想でした(笑)

『第四話』木島→城戸

ナゾの宅飲みが始まり、城戸が妻子持ちだと知った久住。それでも城戸に甘えまくる木島を見て、ふたりの関係を怪しみます。
そして城戸が帰ったあと、ど~見ても寂しがっている木島。酔いつぶれたフリをして久住をベッドに誘い込みます。
欲望に負けた久住はそのままベッドに潜り込み、木島にキッス!(しかも濃厚バージョン)※でも今日はここまで!!
翌朝、超気まずい空気漂う中「昨日のことは忘れてくれ」と言う木島。久住の感情はぐしゃぐしゃです。

『第五話』いきなり突き放される大学生

キッスまでしちゃって、以前よりもっと木島を意識するようになった久住。木島の腕が治っても「また会いたい」と伝えます。
しかし木島の返事は「今の小説が終わったらもう来なくていい」の一言。久住は独りよがりだった想いにショックを受けます。
そして家に帰った久住は、木島のすでに出版されている小説を読み返し…あることに気付いてしまいます。

『第六話』バレちゃった、テヘペロ

“自分が代筆している小説は、木島の既刊小説だった”ことに気付いた久住。意を決して木島本人にそれを問いただします。
すると悪びれもなく木島は「全部ヒマつぶしだった」と白状。弄ばれていたとキレた久住は、木島を平手打ち!…それでも「好きです」と告白します。
しかし木島はわざとビッ●な誘い方をして久住を諦めさせます。それから半月、引きこもるようになった木島は城戸からの連絡もシャットアウト。
この話を城戸から聞いた久住は、強引にでも木島と会おうと決意!急いで木島の家に向かいます。

BL式部
BL式部
ちなみに木島は現在スランプで、小説が書けない状態です。

『最終話』再出発

と、そのとき木島から遺書らしきメールが!「いままで茶番に付き合わせて申し訳ない」と、書かれたそれを見て焦る久住。全速力で木島の家へ猛ダッシュします!
するとピンピンしていた木島を発見。安心した久住でしたが「小説家を辞めて、実家に帰るよ」と、サヨナラを言われてしまいます。
でもこれで終わりにしたくない久住は「俺のためにまた小説を書いてください」と、お願い。するとスランプだった木島の創作意欲が急に溢れてきて――。
久住は涙が止まらない木島を抱きしめベッドイン!やっぱり妖艶だった木島のエ●さに、久住の腰の運動が止まりません。
ところが翌朝、一緒に朝チュンを迎えずに木島は実家へ。ひとり残された久住でしたが、しばらく経った頃自分のために木島が書いた小説を書店で発見するのでした。

『エピローグ』

『最終話』から二年半ぶりに再会した久住と木島のお話。木島の実家がある田舎まで久住が会いに行ってます。
ちなみにこのふたりの連絡方法、文通です。古風でよろしい。

まとめ

男版だん●つの木島の色気で、大学生の性春がホ~モ~になったお話(笑)てか、こんなタートルネックが似合う男子います!?ほんと木島さん魔性だわァ…。
久住に折られたのは右腕だけど、ホントの利き腕は左だったのも魔性だわァ…。

試し読みあり

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