探偵業を営む泊央甫(とまりおうすけ)を頼って、元ヤクザの同級生・木嶋八一(きじまやいち)が転がりこんできた。
央甫の助手になった八一は、持ち前の“高精度の映像認識能力”を使い、坂根(さかね)という人物に復讐を企んでいて――!?
著者 | ウノハナ |
---|---|
掲載雑誌 | ビーボーイゴールド 2022年 6月号 |
出版社 | リブレ |
詳細はコチラから
下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
---|---|
絵柄 | |
助平 |
カップリング
男前な無気力探偵・泊央甫 元ヤクザのポンコツ助手・木嶋八一
ネタバレ感想『case 4』
『野良猫にチート』待望の第四話が掲載されました。これまでお話はコチラからご覧いただけます。
安定した胸キュンBLで、世の貴腐人のオアシス的存在であるウノハナ先生。


傷心モードの八一
前回、元同級生の泊央甫(とまりおうすけ)からずっと好きだったと告白&キスをされた木嶋八一(きじまやいち)。
でも今はヤクザ時代の兄貴分・樋水(ひみず)をコロした、坂根(さかね)という男を見つけ出すのが先決ということで一旦保留に。
央甫の力を借りて、坂根を見つけ出すことにした八一は、ひとり探偵事務所近くの海岸で海を眺めます。
するとそこに八一を探し回っていたという央甫が迎えに。そして央甫は八一をさりげなく心配しつつ、傷心モードの八一のそばに付き添います。
またしても天然魔性属性が発動!!
ふたりで海を眺め、央甫にヤクザになったこれまでの経緯を話し始めた八一。それは高校を卒業して、央甫がいなくても大丈夫だと粋がっていた頃。
八一はヤバい喧嘩に首を突っ込んで、半グレに半ゴロしにされます。そしてそれを救ってくれたのが樋水アニキだったというわけで、八一は樋水アニキを尊敬していたようです。
でもこの話を聴かされて面白くない央甫。想い人の八一がほかの男のことを褒めちぎっているのを聴いて、良い気がするはずありません。
ただまたしてもここで、八一の天然魔性属性が発動!!ふてくされる央甫に「樋水アニキが笑ったときの優しい目元が、央甫そっくりだったんだ…」と言って、央甫を舞い上がらせるような発言をします。
八一をゲットするため、央甫がんばることを宣言
八一から嬉しすぎるいきなりの誉め言葉を言われた央甫も俄然やる気が出て、樋水アニキをコロした、坂根探しを協力すると八一に約束。
央甫は八一を抱きしめて、「必ず坂根を見つけ出して、八一の中にいる樋水の亡霊をひっぺがす」ことを宣言します。
抱きしめられた八一は央甫の腕に顔を埋め、なにやら意味深な表情。どうやら八一も央甫のことを特別に想っていたようで頬を赤らめます。
まとめ
八一の中で、樋水アニキがどれだけ大きい存在か痛感させられた央甫。でもそれと同時に、樋水アニキを自分と重ねてくれていたことに嬉しすぎた央甫(笑)
好きな子のために央甫の奮闘は続きます。
次号2022年6月28日発売のビーボーイゴールド2022年8月号に『野良猫にチート』は、掲載未定となっています。
詳細はコチラから