双子の妹・ララにすり替わってウルジと結婚生活を送ることになったラムダンは、身代わりであるにも関わらずウルジに愛される。
しかしウルジの本心が分からないラムダンは家出し、ウルジもそれを追いかける。異国の地で愛を確かめ合ったふたりは、ようやくウルジの実家に帰ってきたのだが…?
著者 | ためこう |
---|---|
掲載雑誌 | ビーボーイゴールド 2022年 6月号 |
出版社 | リブレ |
詳細はコチラから
下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
---|---|
絵柄 | |
助平 |
カップリング
大富豪のスパダリ跡取り(夫)・ウルジ 無鉄砲美人(嫁)・ラムダン
ネタバレ感想『-22-』
既刊コミックス『ララの結婚(4巻)』に掲載されているミンシン編の詳細は、コチラからご覧いただけます。





愛だけではブルクティーン家を守れない…
ラムダンとの結婚生活を続けたいと願うウルジは雨の中、ウルジパパの許しを請うため直談判に。しかし男同士の結婚など、子孫が残せないため何の役にも立たないという古風な考えのウルジパパ。ウルジに新しい嫁を娶らせようとします。
そのウルジパパの頑なな意思を見た家臣は、若き日のウルジパパの回想を始めます――。
――数十年前、ウルジパパがウルジの母となる女性と見合い結婚した頃。初めはお家のための結婚だったとはいえ、共に時を過ごすうちに心を通わせたウルジパパとウルジママ。
ウルジパパのぶっきら棒な優しさと、ウルジママの機転の利く優しさで夫婦の仲は本当に上手くいっていました。ところがウルジが幼い頃、ウルジママが病死…。ウルジパパは悲しみに暮れる暇もなく、その後も必死で家を守り続けてきました。
全てはブルクティーン家という、大地主の当主として。養っていかなくてはならない、大勢の家臣たちがいるからです。
当主となるウルジのために、ついに別れを告げたラムダン
話は現代に戻り、家の離れに隔離されたラムダンを訊ねに行ったウルジ。ラムダンをウルジママが好きだった花畑に連れて行き、そこで「家を継いで他の女性と結婚して後継ぎを残すが…、ラムダンには妾になって欲しい」と、頼みます。
しかしすべてを言い終える前に、ウルジをキスで黙らせたラムダンは「オレは嫌だね」と、拒否。ウルジを冷たくあしらい、いままで肌身離さずつけていた結婚指輪を突き返します。
そしてラムダンはその足で、ブルクティーン家からも完全に離脱。荷物をまとめ旅に出ます。すると道中、20話↓で登場した行き倒れの異国人が現れ、「なんかオレのせいで男同士の結婚だって、周囲にバレてゴメン」と謝られます。

その言葉がキッカケになり、ラムダンは抑えていたウルジへの想いが爆発して号泣。ウルジが他の女性と結婚する姿が見たくなかったから離れたのだと、自分の気持ちを悟ります。
泣き崩れるラムダンに行き倒れの異国人も「キミは彼をすごく大切にしたかったんだな」と、声を掛けます。
まとめ
ラムダン妾コースも有りかな…とも思ったのですが(笑)男勝りなラムダンには無理なお願いでしたね。ってことはホントに『ララの結婚』バッドエンド!!??
ウルジさん、ラムダンにフラれて、いつものジト目マジギレしてるんで暴走しないか心配です(笑)
次回の『ララの結婚』は、2022年6月28日発売のビーボーイゴールド2022年8月号に掲載予定となります。
詳細はコチラから