双子の妹・ララにすり替わって、ウルジと結婚生活を送ることになったラムダン。
しかし、事の全てがウルジの企てだったことを知ったラムダンは家を飛び出し、遠い街・ミンシンへ。
ウルジもあとを追い、本当にラムダンを愛していると伝えふたりは結ばれる。ところがウルジと一緒に実家に戻ることを躊躇うラムダンは――?
著者 | ためこう |
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掲載雑誌 | ビーボーイゴールド 2021年 10月号 |
出版社 | リブレ |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
大富豪のスパダリ跡取り(夫)・ウルジ 無鉄砲美人(嫁)・ラムダン
ネタバレ感想『-19-ミンシン編』
新章・ミンシン編の第四話。先月号のあらすじはコチラからどうぞ。

ちなみに今月号のお話は『ララの結婚(4巻)』に掲載予定となります。既刊コミックスでは『ララの結婚(3巻)』が最新刊となります。

夫を見守る嫁
ラムダンと、貴族の潔癖症ボンボンのミジド、そしてミジド専属の奴隷・タリフが“グリナザ族”について話し込んだ直後、ミジドの邸に正装姿のウルジが訪ねてきます。
ラムダンは自分の勝手な行動のせいで、ウルジの立場が悪くなってしまうのでは!?と、思いハラハラ。ミジドに頼んでウルジだけでも実家に戻れるようにしてもらう計画だったのに、逆にウルジに迷惑をかけてしまった罪悪感でいっぱいになります。
そしてラムダンはタリフに連れていかれ、別室からミジドとウルジの様子をこっそり見守ることになります。
エセ攻めミジドが、ガチの攻めウルジに負ける瞬間はコチラです。
一方 ミジドに邸の一室に通されたウルジはミジドと対面。でもラムダンを連れ去られたことにブチギレることもなく、ウルジはとある商談を持ち掛けます。その内容とは「貿易の際、ミジド様が所有する土地を経由させてほしい」というもの。
プライドの高いミジドはこの商談に大層お怒り、ウルジに飲み物をぶっかけます。しかしウルジも反撃を開始し、ミジドの家にはもう財産がないことを持ち出し、商談成立に持ちこもうとします。
しかもラムダンを男娼呼ばわりされて静かにキレたウルジ、ジト目で「嫁です」と、ミジドに言い返します。この猛攻撃で、受け臭漂うミジドは半泣き寸前。完全に読者に受けだとバレます(笑)
――っと、そんなミジドに救いの手を差し伸べたのは、別室でラムダンと様子を見守っていたタリフ!!さっさとラムダンをウルジに返却して、先ほどの商談に合意。頑固なミジドの代わりにこの家の財政を守ります。
そしてウルジとラムダンが帰ったあともショボくれるミジドに、ずっと側にいることを誓うタリフなのでした。
ラムダンの勝手な行動は無駄じゃなかった!!
こうしてラムダンを平和的に奪還することに成功したウルジ。ミジドの邸から帰る最中、我慢できずにラムダンを抱きしめます。
そしてウルジの兄・バドマが経営する娼館に帰ってきた一行。バドマは今回ミジドの家と結んだ商談が、実家に戻るときの“良い手土産”になることをウルジに教えます。
愛する嫁にはベッドでお説教
でもそんなことよりウルジは、バドマから娼館の一室を貸してもらいラムダンとイチャイチャスタート。やっぱり嫁弱愛のこの夫、ずっとムラムラしていたようです(笑)
それに応えるラムダンは「嫁として、ウルジとウルジの家のために役に立ちたっかった…」と、本音を話します。嬉しくなったウルジは本格的にエ●モード突入。丁寧にラムダンを愛撫します。
ところがラムダンの下着が、とんでもない布の形状をした下着に替えられていて…!ミジドの仕業だと思ったウルジは、瞳孔が完全に閉じてお怒りモードに。ラムダンに、自分で下着をズラすよう指示します。
それからは思いっきりラムダンのカラダを堪能したウルジ。ちなみに最後までラムダンに下着を付けさせたまま。これはある意味、ミジドの趣味に感謝すべきです。
“グリナザ族”を知りたいラムダン
今回の一件で、ラムダンは「ウルジの側にいたい」と再確認。ウルジと一緒に実家に戻ることを決意します。
でもひとつ気がかりなのは“グリナザ族”のこと。捨てられっ子のラムダンは、自分のルーツがそこにあるのではないと思い始めます。
まとめ
前回 勝手に受けネコちゃん認定したミジドが、ウルジ兄貴にコテンパンに(笑)そりゃあマジもんのスパダリ攻め★ウルジ相手じゃ…ねぇ?
無鉄砲なラムダンもようやく実家に戻ることを決心したようなので、ミンシン編は次回でクライマックス。次回は、2021年10月28日発売のビーボーイゴールド2021年12月号に掲載予定となります。
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