双子の妹・ララにすり替わって、ウルジと結婚生活を送ることになったラムダン。
しかし、事の全てがウルジの企てだったことを知ったラムダンは家を飛び出した。
ウルジは遠い街・ミンシンまでラムダンを追い、本当に愛していることを伝えて二人は結ばれたのだが――?
著者 | ためこう |
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掲載雑誌 | ビーボーイゴールド 2021年 8月号 |
出版社 | リブレ |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
大富豪のスパダリ跡取り(旦那)・ウルジ
無鉄砲美人(嫁)・ラムダンネタバレ感想『-18-ミンシン編』
新章・ミンシン編の第三話。大ボリュームの51Pで掲載されています。先月号の感想はコチラからどうぞ。

ちなみに今月号のお話は『ララの結婚(4巻)』に掲載予定となります。コミックス最新刊『ララの結婚(3巻)』の感想はコチラからご覧ください。

ウルジのため、ミジドの誘いに乗るラムダン
ウルジと一緒に家に戻ることはできないと、一人で結論を出しちゃったラムダン。けどウルジだけは実家に帰ってもらおうと、何か良い策はないかと考えます。
するとそこに現れたのは、前回のお話で登場したミジド・ベルツェドという貴族の青年。問題を抱えているラムダンに「私なら何か役に立ってあげられるかもしれないよ?」と言って近づきます。
意地っ張りなラムダンは助けを断りますが、それでも言い寄ってくるミジド。ラムダンの手を取り「私はキミの価値を知ってる」と微笑み、見事ラムダンを屋敷に誘い込むことに成功します。
ラムダン、またもや美人すぎて災難
ミジドの屋敷に着くなり飲み過ぎたラムダンは、グデングデンに酔っ払い気絶。次に目覚めたときには、何やら美しい西方の服を着せられていました。
ラムダンは、ミジドに口添えしてもらってウルジを実家に返すつもりだったのに大誤算!美しいものを収集する癖があるミジドに捕まってしまい、「私のコレクションの一つに加わるのなら、ウルジの件を手助けしよう」と、取引を持ち掛けられてしまいます。
しかしラムダンはそんなことより、ウルジの事をバカにされたことに腹が立って交渉は決裂。ミジドの胸ぐらを掴みかかります。
ミジドに仕える奴隷・タリフ
と、そこにラムダンを止めに入ったのはミジドに仕える奴隷・タリフ。「ミジド様はケンカはできないんで」と言って、ラムダンとミジドの仲裁に入ります。
結局 屋敷に囚われることになったラムダンは、庇ってくれたタリフと話をすることに。そしたらラムダンの顔が失踪したミジドの母上にそっくりだったようで、ラムダンはミジドの母上の部屋に案内されます。
ところが潔癖症のミジドは、大切な母の部屋に勝手にラムダンを入れたタリフに激怒!!奴隷であって兄弟伴の契りを交わした友人にもかかわらず、「罰として、自分で自分自身をムチ打て」と、タリフに命令します。
タリフはそんな事を言われても“ミジドの奴隷”という信念が強く、命令を承諾。ミジドのためなら何でもするタリフ…、それは奴隷だからか友人だからか、はたまた愛なのか…??気になります。
奴隷以上の想い
ラムダンはこの不思議なミジドとタリフの関係にプンスカ!ミジドに「使用人は大切にしろ」と怒鳴って、屋敷から強引に脱走しようと窓ガラスを蹴破ります。
しかしそこは高層階、あまりの高さにクラっときたラムダンは転落しそうになります。幸いタリフに助けてもらいますが、今度はタリフが落ちそうに!!
そしたら助けに手を差し伸べたのは、潔癖症なハズのミジド。タリフを引っ張り上げようとしますが、結局タリフは転落してしまいます…。と、いうのは冗談。
ちゃ~んと下の階のベランダに掴まり、無事だったタリフ。でもそれを見たミジドは安心したのかプンプン怒って行っちゃいました(笑)その後タリフは「ミジド様には私しかいませんから」と言って、ラムダンに微笑むのでした。
ラムダンとミジドの母は、“グリナザ族”
ラムダンはそのあと、プンプン怒ったミジドに駆け寄り「俺の顔がミジドの母親に似てるんなら、コレクションにはなれないけど友達にならなってやるよ」と、笑いかけます。
少し心が開いたミジドはラムダンのその美しい容姿が、自分の母と同じ“グリナザ族”ではないかと伝えます。それを聴いた捨てられっ子のラムダンは、かなり驚いたようで目が点になります。
良い旦那に成長したウルジ
一方その頃、娼館から姿を消したラムダンを曇りなき眼で探し回るウルジ。執着攻めの代名詞のようなウルジは、ラムダンがミジドの屋敷に行ったことを聴くやフリーズ。
しかしいままでのウルジなら嫉妬からすぐ行動に出ていたところを、冷静になって先ずは考えるように。せ、成長したなァ、ウルジよ…!!
そして良い案が浮かんだのか、ウルジはミジドの屋敷に乗り込みます。
まとめ
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