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キスアリキ。(1巻)【ネタバレ感想】新田祐克

キスアリキ。【ネタバレ感想】新田祐克
あらすじ

極道の跡取り息子・須木透(すきとおる)は本人の望みとは裏腹に、男とは思えないような妖艶な魅力を持つ別嬪。そんな透は近々予定されている組の抗争から逃れるため、無人島に行くよう父(組長)に命令される。
しかし護衛としてついて来たのは、将来極道の道に進む気のない優等生・桐亜六実(きりあむつみ)だった――――!!!

著者 新田祐克
レーベル スーパービーボーイコミックス
出版社 リブレ

試し読みあり

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

頭のキレる幹部の息子・桐亜六実×妖艶美人な組長の息子・須木透

ネタバレ感想

『キスアリキ。』透に魅了される六実

須木組の跡取り息子・須木透(すきとおる)は、近々あるらしい抗争から逃れるため無人島に行くよう透パパ(組長)に命令されます。
ですが護衛として付いて来たのは将来極道になる気のない、組幹部のエリート息子・桐亜六実(きりあむつみ)。
こうして不本意ながら六実との無人島共同生活をおくるハメになった透。イラつきついでに六実に喧嘩を売りますが、逆に羽交い締めにされちゃって色気ダダ洩れの透タン。
共同生活が進むにつれ、次第に妖艶な透の魅力に参ってきてしまう六実。ついには透の自家発電の手伝いを買って出ます。
しかし透の薔薇(?)まで弄ろうとしたもんだから透・激オコ!!と、同時に極道になる気のなかった六実が自分に本気になろうとしている事に気付いた透。
これはヤバい!と六実の将来を想って一芝居打ち六実を無人島から帰らせようとしますが、そんな絶賛演技中の透を抱きしめる六実。
そしてそもそも今回の無人島共同生活が透パパ・六実パパが仕組んだことだと透に伝えるのでした。

『キスアリキ。』透なりのケジメ

透の真っすぐすぎる生き方に惚れ込んだ六実は、透のため極道になることを決意します。
ですがそれを承諾しない透。とりあえず無人島から出ると言いますが、六実はこれを拒否。
結局は「やらしてくれるまで船操縦して無人島から出してやんねーよ」(脚色有)と透を脅す六実の作戦勝ちで、透をいただいちゃいます!!
しかし…透の色気の凄まじさにいつまで経っても賢者タイムにならない六実…こりゃ完全に野獣ですわ。
そしてやっっと一息ついたかと思ったら、今度は透から「やらしてやったんだから船出すまで飯食わんゾ」(脚色有)と脅しが!
こうして「自分に惚れただけの六実を極道にさせたくない」という透の信念に六実は折れ、船を出すことを渋々決意。
無事交渉成立となり安堵した透は「お互い夢だと思って…」と、ふたたび六実とカラダを重ねます。
と、そこに息子たちを迎えに透パパ&六実パパが登場――――!!!

『キスアリキ。』透パパ&六実パパの過去編

これを目の当たりにした六実パパぶっっっちギレ!!アレ丸出し(笑)の六実をぶん殴って透に土下座します。
そしてその場を離れる透&透パパ。意気消沈の透に透パパは『ここまで六実パパがぶちギレる理由』を話します。
―――過去の回想スタート。
透パパ21歳、組長になる前のまだ跡取り息子だった頃のお話。
景気よく父親(先代組長)の愛人=麻美の店で飲んでいたところ、透パパをよろしく思わない手下のオッサン登場。
しかもこのオッサン、次期組長の座に透パパを差し置いて自分が座ろうとしている模様。
それを知った透パパは、オッサンの下で色子として扱われている頭のキレる男・六実パパをヘッドハンティング!!
長年オッサンに色子として扱われ、男としてのプライドをズタズタにされた六実パパに、透パパは自分を抱かせてやりプライドを取り戻させます。
こうしてふたりが協力タッグを組んだことでオッサンはしてやられ状態で失脚し、透パパは六実パパの力を借り組長へ。…と、回想終了。
一方 六実パパは今回の件がすべて透パパ(組長)の企てによるものだと六実に話しますが、それでも六実は透欲しさに極道になることを決意します。

『キスアリキ。』頭脳明晰な攻め・六実

無人島生活が終わり元の生活に戻った透。今日もその妖艶な魅力で周囲の手下はメロメーロ。
そんな周囲のけしからん視線から透を守るのは腕の立つ教育係・堂本(どうもと)。
一方 極道に入った六実はその頭脳を買われ一気に出世街道まっしぐら、しかしなぜか堂本は六実に初っ端からブチギレ。
その理由は、大事に育ててきた透を先日 六実が手籠めにしたことを知っていたからでした。
そして「もうこれっきりにしろ」と凄む堂本に「ムリポ」(脚色有)と六実が言い返したことで、ふたりは一触即発状態に。
それでも挫けない男・六実、再び透に近づき「極道に入ったのは透さんのため、組抜きで透さんが好きだ」と詰め寄ります。
これにはさすがに透も一瞬でカァァ//となり、ビルの非常階段で六実を誘っちゃいます。

BL式部
BL式部
「はんっ」というセリフがこれほど似合うBL受けキャラを私は知りません。

『W劇場』

読み切り作品。
ゲーム会社に勤める内気な先輩・新垣(あらがき)と、グイグイ系の後輩・米原(よねはら)のお話。
現実とチャットで揺れ動く新垣の甘酸っぱいピュアラブストーリー。こっちはデザート感覚で読めます(笑)

まとめ

数ある極道モノBLの中でも一押しの作品。一度読んだら半日は現実世界に帰ってこれません(笑)

試し読みあり

気になるBLがきっと見つかる