『ヒト』と『オニ』が共存する世界。希少なヒトである日和七生(ひよりななせ)は、巨大なツノを持つクラスメイト・穂高仁(ほだかじん)にエ●い意味で食われまくっている。
でも穂高から「好きだから食わせてほしい」と言われ、日和もまんざらでもなくて――?
著者 | 山田2丁目 |
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レーベル | ビーボーイコミックスDX |
出版社 | リブレ |
試し読みあり
下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
巨ツノすぎるオニ・穂高仁 チョロすぎるヒト・日和七生
ネタバレ感想
ケモミミ感覚で、DKの頭にツノが生えている世の中。1巻のあらすじはコチラからどうぞ。

『第6話』日和を食えない、禁食生活スタート!
『ヒト』の日和七生(ひよりななせ)のことを「好きだから食ってる」と、ようやく自覚した巨ツノの『オニ』・穂高仁(ほだかじん)。好きと言われてほだされた日和は、それから毎日穂高に食わせてあげてます(もちろんエ●い意味で)。
でも食欲(性欲)旺盛なDKの穂高氏、おかわりを5回しちゃうほど日和を食いまくり。するとオニに刺激されすぎて、日和のヒトとしての防衛本能が過剰反応するようになります。
要は穂高に責められて感じすぎちゃうわけですが、「このままじゃインランにされてしまう」と危機感を抱いた日和は、食うのをストップするよう穂高に提案します。
好きな日和にそう言われて、「日和が食っていいって言うまで我慢する」と、穂高はしぶしぶ納得。禁食生活がスタートします。
けど3日も経つうちに、日和の方が食われたくてウズウズ。放課後、穂高に誘われるままホイホイ家まで付いて行きます。そしたら穂高は案の定、日和のカラダを触り始めてきて…!!
感じまくる日和をよそに、「食ってるんじゃなくて、触ってるだけだ」と、穂高はもはや意味不明な理屈を並べます。
『第7話』禁食生活ならぬ、慣らし生活スタート!!
そんで穂高によってベッドに押し倒された日和。このまま尻まで美味しく食われるんじゃないかと、ちょっと期待してます。
でも穂高はお互いの肌と肌をくっ付け合うだけで、エ●いことはなし。拍子抜けする日和を、穂高は我慢しながらハグします。
そして翌日、穂高から「日和の過剰反応を治すには“慣らす”ことが一番」だと提案された日和。手をつなぐとか、ソフトな触れ合いで過剰反応を治すことにします。
そんな折、巨ツノに悩む薬師朝陽(やくしあさひ)という先輩登場。公称:貧ツノの日和に“ツノを立てないコツ”を伝授してもらい、日和に懐くようになります。
『第8話』穂高以外のオニに『ヒト』バレ
一方 穂高とは、過剰反応を治すため慣らしの特訓中。ソフトタッチの焦らしが続き、穂高より日和のほうが「もう食ってほしい」と、我慢の限界を感じています(笑)
そんな日が続くなか、日和は薬師とも昼メシを一緒に食べるくらいの仲に。ただ、薬師は日和がヒトだと知らないのもあって、日和はちょっぴり罪悪感。薬師を騙してるような気持ちになります。
ところが薬師も日和とズッ友でいたいと思っていた矢先、偶然日和に密着した瞬間に日和がヒトだと気付いてしまいます。そして日和の甘い匂いに「気持ち悪い…」と言って拒絶する薬師…。
結構傷付いた日和はその日の放課後、穂高に「穂高ん家、行っていい?」と誘います。
『第9話』やきもち焼きなオニを止めるためにガブリ
この日和からのモロあれな誘いに躊躇した穂高でしたが、マシになってきたハズの日和の防衛本能が過剰反応!穂高に少し触られただけで日和は腰が抜けてしまい、穂高は日和を家に連れ帰ります。
そして穂高に尋問された日和、今日薬師とイザコザがあったことがバレてしまいます。しかも嫉妬剥き出しの穂高は、薬師とタイマン勝負に行くと言い出して…!!
なんとか穂高を止めようとする日和は、穂高の指をガブリ。これにより穂高はオニの本能が炸裂して、鼻息荒く日和に襲い掛かります。
『第10話』慣らし生活の勝敗は…!?
でも穂高はなんとか我慢して、日和を食うのをストップ!!日和に好かれるために“日和が食っていいって言うまで我慢する”という約束を律儀に守ります。
そんな健気な穂高を見て、もうめっちゃ食ってほしい気持ちになった日和(笑)しかしコレを言ってしまったら、穂高のことを好きって認めるみたいで恥ずかしくて言えません。
そこで日和は、穂高を我慢できなくさせる作戦を実行。穂高に馬乗りになって誘惑します。けど穂高も負けじと日和を責め、結果はドロー。ふたりは同時にキスし合います。
こうして勝敗に決着が着かないまま、禁食生活ならぬ慣らし生活が終了。そのあと穂高と日和は、思いっきりイチャイチャ合体。興奮しきった穂高に首筋を噛まれた日和は、初のマーキングをされるのでした。
情事後、彼氏(穂高)のパーカーを羽織る日和。もちろん柄はコレ。鬼みありすぎです。
『第11話』ふたりの巨ツノオニに挟まれる日和
その頃 薬師は、日和に「気持ち悪い…」と言ってしまったことを大反省。後日、日和を呼び出して謝ります。でもその場には、やきもち焼きな穂高も一緒(笑)
日和に許してもらったはいいものの、薬師は穂高と日和を取り合ってバトルになります。しかも薬師も穂高も、自分だけが日和を『ヒト』だと知ってると思ってるから何ともややこしい…。
ただ今回のバトルは「日和が好きだからベタベタしてる」と、おおっぴらに薬師に公言した穂高の勝ち。日和を連れ去って、物陰でふたりっきりになります。
んで穂高にキスされた日和でしたが、いつもより「もっと穂高に食われたい…!!」と思ってしまうことに、新たなヤバさを感じ始めるのでした。
『たくさん噛まれた後の話』
『第10話』のイチャイチャの第二ラウンド。日和を食いながら食レポする穂高に対抗するために、日和は●●を舐めだして…!!こりゃ~どんなに抱き潰されても日和が悪いです。
『あとがき』
山田2丁目先生曰く、この2巻は我慢大会らしいです。
まとめ
“オニがヒトを噛むとマーキング効果がある”という新しい設定が加わり、ますます楽しくなってきたオニ×ヒトBL。
日和に好かれたいから、無理して食うのを我慢する穂高…!!紳士的で良きでしたね!!日和も早く素直になって「穂高が好き」と言ってほしいもんです。
試し読みあり