N国外務省、春日奏生(かすがそうき)と木菜会梨緒(きなえりお)はCⅡSETでバディとなって10年。
今でこそ木菜に惚れている春日だが、10年前は木菜に対して冷たく当たっていた。挽回しようと奮闘する春日だが、傷付いた木菜の心には何も届かなくて――。
著者 | 丹下道 |
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掲載雑誌 | リンクス 2022年 3月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
毒舌系の元クズ・春日奏生マジメが取り柄の大和撫子・木菜会梨緒
ネタバレ感想『class:#118KK 現代編1』
【春日×木菜 現代編】がスタート!これまでのお話【春日×木菜 過去編】は、『恋するインテリジェンス(9巻)』に掲載されています。
今月号から待望の
[応募者全員サービス リクエスト小冊子]企画がスタート!第一弾では【蔵本憲造×白戸嘉文 交友録と恋について】が応募できます。
そして今月号から3号連続で現代の春日と木菜の関係は…?
時は現代に戻り、9巻まるまる使った過去編から10年後。外務省で残業する木菜(薄型メガネver.)は、仕事の進捗が思うようにいかず毎日泊まり込みで自分を追い込んでいます。
それを心配した春日は木菜に「オレにできることはないか?」と問いかけますが、木菜には届かず。「ありがとう」と、サラリと返されてしまいます。
本命童貞の春日は、それ以上木菜に何も言えずに撤退(笑)代わりに同期の愛染(あいぜん)にお願いして、木菜に休むよう説得してもらいます。てな感じで、春日と木菜の関係は10年経った現代でもまったく進んでいません。
春日の言葉に一切耳を傾けない木菜
後日、外務省CⅡSETのメンバーは合同ミーティングでお互いの仕事の進捗具合を報告。近々大掛かりなミッションに入るようで、CⅡSETのメンバーそれぞれが与えられた仕事の現在の状況を共有します。
しかし他のメンバーの好調な進捗具合を聴いた木菜は自信を喪失、自分の無能さにショックを受けます。そんな木菜を隣で見ていた春日は「木菜は十分頑張ってる!!」と励ました上で、「オレの言葉を受け入れてほしい」と懇願します。
木菜は「もちろん理解している…」と答えつつもうつむき加減…。こうしてどう見ても春日の言葉は伝わっていない状態で、合同ミーティングは終了。春日の本命童貞伝説は続きます。
木菜に恋人(?)がいて大泣きする春日
合同ミーティング終了後、残業続きだった木菜はようやく帰宅することに。するとそこに、馴れた感じで木菜のことを迎えにイケメン男が登場!!語尾にハートマークを連発して、木菜を車に乗せてどこかへ走り去って行きます。
そうですこのイケメン男、【春日×木菜 過去編】で木菜をせっせと口説いていた春日の友人です。この悲しい現実を目の当たりにした春日はドヨ~ンと落ち込み、近くにいた同期の牛通堂(ごとんどう)を飲みに誘います。

そしてバーに移動して、牛通堂に恋の悩みを聴いてもらうことにした春日はガチ泣き。「木菜に恋人がいるかもしれないけど、諦め方が分からん」と、この10年間のこじれた悩みをぶちまけます。
牛通堂は「押しすぎて木菜に嫌われるのは堪えられないし、かと言って初恋の木菜を諦められない」と言って泣く春日に、とりあえずアドバイス。「最後にもう一度だけ真摯に想いを伝えてみたらどうだ」と、提案します。
渋る春日でしたがようやく腹をくくったようで、これで木菜にフラれたら新しい相手を探そうと踏ん切りがつくのでした。
まとめ
現代編で木菜に恋人(?)発覚…!?なんだか春日の禊が過酷すぎて泣けてきます(笑)
次回の『恋するインテリジェンス』は、2022年4月8日発売のリンクス2022年5月号に掲載予定となっています。
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