色仕掛け任務を行う、外務省の花形部署・CⅡSETでバディとなった春日奏生(かすがそうき)と木菜会梨緒(きなえりお)。
今でこそ木菜を意識するようになった春日だが、それ以前は散々 木菜を軽視していた…。そして木菜への恋心を抱き始めた春日は、ついにI倉実習当日を迎える――。
著者 | 丹下道 |
---|---|
掲載雑誌 | リンクス 2021年 11月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
詳細はコチラから
下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
---|---|
絵柄 | |
助平 |
カップリング
毒舌系クズ・春日奏生
マジメ系大和撫子・木菜会梨緒ネタバレ感想『class:#118KK-001-6』
2021年1月号からスタートした外務省118期【春日×木菜の過去編】の第六話。第一話~第五話の感想はコチラからどうぞ。





ちなみに【春日×木菜の過去編】は、11/24発売の『恋するインテリジェンス(9巻)』に掲載予定です。既刊では『恋するインテリジェンス(8巻)』が最新刊となります。

木菜を意識しすぎな春日
木菜(きな)を過剰なまでに意識するようになった春日(かすが)は、急ぎでもない仕事を残業してまでやって真面目アピール。木菜に褒めてもらおうと必死です。
しかし春日の急な態度の変化に、木菜のBC同期はハラハラ、これ以上木菜が春日に傷付けられないか心配します。対する春日のTC同期は、これまでの春日の下半身のだらしなさを大声で暴露(笑)
怒った春日は同期たちを追い払い、木菜とふたりきりに。そして「オレたちバディだし、下の名前で呼び合うってのは、ど、どうかな~?」と木菜に提案してみますが、木菜にサラっと流されます。
後遺症から、好意を受け入れられない木菜
これまで春日にヒドい態度を取られていた木菜は、素直に春日からの好意を受けることができません。ある意味、後遺症みたいなもんです。
しかも“春日が仕事と割り切って、しゃーなし木菜に優しくしている”と、勘違いした木菜。春日を好きだからこそめっちゃ申し訳なくなり、せめてプライベートだけは春日に干渉しないように心に決めます。
「実習ストップ」の理由を勘違い
んで待ちに待ったI倉実習当日(新人バディふたりが初合体する催し)。元ヤ●チンの春日は童貞に戻ったように、ドキドキしながら先にシャワーを浴びる木菜をベッドで待ちます。
するとそこに現れたのは、色っぽいバスローブ姿の超絶美人!!分厚い眼鏡を外した木菜の素顔を初めて見た春日は激しく動揺してしまい、実習のストップを上司に申請してしまいます。
もちろん“綺麗すぎる木菜に興奮しすぎて実習ストップ”した春日ですが、木菜は“春日が自分(木菜)じゃ興奮できなかったから実習ストップ”したと勘違い。木菜は、今まで堪えてきた涙が溢れてきます。
ついに木菜の眼鏡が薄型に…!!
結局、I倉実習は春日が本命童貞チキン野郎だったせいで中断。失意の木菜は後日、CⅡSETを辞退しようとします。
すると木菜の才能を見込んだ上司はそれを阻止。そして木菜に自信を付けさせるために、木菜に薄型眼鏡をプレゼントします。
そして薄型眼鏡で仰天チェンジをした木菜は、CⅡSETに残ることを決意。上司の指示により、色仕掛け任務以外での仕事を担当するようになります。
本命童貞の苦難はここから始まる
一方 春日はやっとこさ「木菜のこと…好きだ…」と、自覚。しかし同時に、これが人生初の恋だった春日。見かねた春日の上司は「本命童貞とかマジ勘弁してくれ~」と、頭を抱えます。
元ヤ●チンの春日は、固く閉ざしてしまった木菜の心を開かせることができるのか…!?次回に続きます。
『スキマ09 秋草室長のプライベートレッスン』
おまけ短編。直属の部下である先森(さきもり)に、クスリを使った上で手枷抜けの特別訓練をする秋草(あきぐさ)室長。んで訓練後は、先森のバディ・柳(やなぎ)に、先森をお持ち帰りさせます。
ほんと秋草室長は、部下想いだな~というお話。
まとめ
今回の見どころは、木菜の美しすぎる素顔お披露目シーン!なんと1ページ全部使って描かれています。ほんと肖像画レベル。
対照的なのは、同じTC同期の針生(はりゅう)は、美しすぎるバディにI倉実習で襲い掛かって失神させているんですが(1巻参照)、春日はI倉実習から逃げちゃうんですね~(笑)さすが本命童貞!!
ちなみに今号で【春日×木菜の過去編】は終了。次号短編を挟んで、次々号から【春日×木菜の現在編】が始まります。
次回の『恋するインテリジェンス』は、2021年12月9日発売のリンクス2022年1月号に掲載予定となっています。
詳細はコチラから