色仕掛け任務を行う外務省の花形部署・CⅡSETに選ばれた春日奏生(かすがそうき)。
しかし同じくCⅡSETに選出された地味メガネの木菜会梨緒(きなえりお)を見て、春日は「生理的にムリ」と毒を吐く――。
官僚シリーズ【春日×木菜編】第二話。
著者 | 丹下道 |
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掲載雑誌 | リンクス 2021年 03 月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
毒舌系クズ・春日奏生(34)×マジメ系大和撫子・木菜会梨緒(34)
ネタバレ感想『class:#118KK001-2』
先月号からスタートした外務省118期【春日×木菜編】の第二話。第一話の感想はコチラからどうぞ。

ちなみに【春日×木菜編】は『恋するインテリジェンス(9巻)』に掲載予定です。既刊では『恋するインテリジェンス(8巻)』が最新刊になります。

春日にこき使われる木菜
――10年前。新人分析官時代の【春日×木菜】の過去話の続き(※ちなみにまだバディ発表前です)。
同じCⅡSETに選ばれた木菜(きな)の容姿に毒を吐いた春日(かすが)。でも真面目な木菜をちゃっかり利用して、課題レポートを横取り。春日の木菜への当たりのキツさはまるでジャ●アンのよう。ひどいの一言です。
対する木菜は文句も言わず、進んで春日のパシリに。「木菜とバディになったらハズレ~」と、公言している春日を知りながらも尽くしまくります。
そんな春日のひどすぎる木菜への態度に、まわりの同期(牛通堂・千散・桃月)もご立腹。でも春日は聞く耳を持ちません。
恋の相談役代表:千散
なかでも世話焼きオネェサンの千散(ちぢり)は、春日にパシられて残業している木菜が心配で様子を見に行きます。優しさの塊!
そして春日のためなら何でもする精神の木菜に「春日のこと好きなの?」と、直球な質問をする千散。回答次第では上司に、春日のナメた態度をチクるつもりでした(笑)
戸惑う木菜は「好きとかではなく、憧れなんだ…」と、実は高校の予備校時代から春日を知っていると打ち明けます。
木菜の憧れの人
――予備校時代の回想。真面目に猛勉強していた地味な木菜は、リア充でイケメンな春日の存在を知ります。そして派手に遊ぶ反面、子ども好きで密かに小児科医を目指している春日に胸キュンした木菜。
しかも受験ノイローゼになっていた木菜に「大丈夫だって」と、春日が声を掛けてくれて…。それからというもの木菜は春日に憧れるようになり、現在に至ります。
一通り聞き終わった千散はとりあえず納得。いじらしい木菜に免じて、春日への制裁は保留にします(笑)
そしてバディ発表…
迎えたバディ発表の朝。緊張した木菜は、一番乗りで発表の会議室へ行きます。するとそこには【春日×木菜】の文字が!!
そして一足遅れて春日もその発表を知り、発狂。いや、大発狂して「あんな地味メガネじゃ勃たねぇよー!!」と、喚き散らします。
その声は木菜にも聞こえていて「俺じゃ春日に釣り合わないのは理解してる…むしろ辞退しない自分が悪い」と、謝る木菜。しかしそれでも春日の役に立ちたい一心で、春日に課題レポートを差し出そうとします。
ところが怒りが収まらない春日は「金輪際、俺に話しかけんな」と、木菜に睨みつけ激オコ。インテリジェンス史上、受けにこんな攻撃的な視線向けた攻めいる!?ってくらいひどい態度で木菜を傷つけます。
まとめ
第二話は木菜視点のストーリー。いや~、たとえ春日に憧れていたとしても、木菜がこき使われすぎて泣けてきます。
春日も地味メガネってだけで木菜をぞんざいに扱いすぎて…メガネに殺される夢でも見たのかってレベル。こんなメガネひとつで木菜の美形具合をカモフラージュできるなんて、むしろスゴイです(笑)
でも今回の第二話で、木菜が予備校時代の話を千散に打ち明けたので【春日×木菜編】においても千散がイイ感じで恋のキューピットになってくれそうな予感…!!千散姐さん、今回もたのんます!ってとこで続きは次号!!
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