N国外務省118期の春日奏生(かすがそうき)は爽やかで上品なビジュアルだが、実は超毒舌家。
そんな春日とバディを組む木菜会梨緒(きなえりお)は、規律を守る真面目人間で――!?
官僚シリーズ【春日×木菜編】スタート。
著者 | 丹下道 |
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掲載雑誌 | リンクス 2021年 01 月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
毒舌系クズ・春日奏生(34)×マジメ系大和撫子・木菜会梨緒(34)
ネタバレ感想『class:#118KK001-1』
(こちらのお話は『恋するインテリジェンス(9巻)』に掲載予定です。)
ちなみに今月号(2021年1月号)のリンクスと、『恋するインテリジェンス(8巻)』を集めて、描き下ろしペーパーに応募できます。

バディ歴10年なのに分厚い壁がある春日×木菜
全体ミーティングの朝、いつも一番早くに来る木菜(きな)に気合を入れて声を掛ける春日(かすが)。「みんなに迷惑かけたくない」と言う、マジメな性格の木菜をベタ誉めします。
でもど~してか春日からのラブビームに遠慮気味の木菜…。春日の行きたがってたフレンチのチケットをプレゼントするも「俺と行っても楽しくないから…」と、ほかの人と行くように木菜は春日に促します。
そのあと、今日もフラれたと言わんばかりにお通夜状態になる春日。しかしこんな超絶不憫な春日を見ても「春日の自業自得~」と、笑う同僚たち(笑)一体なにをやった春日!!??
10年前の春日:クズでチャラ男
――そして場面が代わり、さかのぼること10年前。新人分析官の春日は、顔良し頭良しなんでも良し!で調子に乗りまくってるチャラ男。しかも超毒舌のクズでした。
今晩もテキトーに女子とホテルへ直行して、やることが終わったらポイ捨てしてます。ちなみに髪型もヤンチャで、ツーブロック&編み込みスタイル。(前髪は現在と同じゲゲゲの鬼●郎です。)
さらに大病院を経営する実家の家族とも折合いが悪いようで、イイ感じにやさぐれてます。
10年前の木菜:地味なモサメガネ
そんな春日は色仕掛け任務を行う外務省の花形部署・CⅡSETに選ばれます。ところが説明会に参加すると、ひとりだけモサくてオドオドした男がいてドン引きする春日。…そう、この男が木菜です。
確かに現在のインテリ美人な姿とは違って、黒縁メガネに陰の空気が漂ってます。そして木菜を生理的に無理!と判断した春日は毒舌の連発!!
「あいつ(木菜)とバディになるとか罰ゲームすぎる!鳥肌立つ~」と、説明会後に同僚に愚痴ります。ところがそれをコッソリ聴いていた(?)木菜は、気まずそうにその場から走り去ります。
おまけ四コマ『intelligence News』
巻末のおまけ四コマ。牛通堂(ごとんどう)が好きすぎる千散(ちぢり)が、嫉妬でブチ切れるお話(笑)今日も千散さん、ヤンデレ1000%です。
おまけ四コマ『Go!Go!リンコレダッシュ』
『恋するインテリジェンス(8巻)』発刊記念ページに掲載されたおまけ四コマ。
34歳で男子学生(ブレザー)のコスプレをして任務に行く桃月(ももつき)。それを見た同僚が「ちなみに学ランが似合うのは…?」と想像すると…。
もちろん全員一致で思い浮かんだのは“戸堂眞御(とどうまお)”。耽美すぎて土下座したいレベルです。
まとめ
『春日×木菜編』始まりました~!いままでちょいちょいクズ呼ばわりされていた春日氏でしたが…マジモンのクズでした(笑)
傷付きやすいBC(木菜)のハートをえぐったところで、次号へ続きます。
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