お互い新人俳優として活躍する天樹宗馬(あまぎそうま)と紫衣翔(むらいしょう)は、実は恋人同士。
しかし些細なすれ違いから、翔は宗馬から距離を置かれてしまう。宗馬と会えない日々が続き落ち込む翔は、ついに思いの丈を宗馬にぶつけてしまい――!?
著者 | 新田祐克 |
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掲載雑誌 | ビーボーイゴールド 2022年 2月号 |
出版社 | リブレ |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
実力派クール系俳優・天樹宗馬 ジェンダーレス系二世俳優・紫衣翔
ネタバレ感想『第四回』
BL界の重鎮・新田祐克先生が描くイマドキ男子のピュアラブストーリー第四話!前回のお話はコチラからご覧いただけます。

ちなみに『愛してるでは甘すぎて』は、『愛してるでは重すぎて』の続編になります。
距離を置いた理由を腹を割って話し合い
エ●脚本家・咲傘(さかさ)にお持ち帰りされそうになったところを、恋人の宗馬(そうま)が助けてくれたと知った翔(しょう)。急いで宗馬のあとを追いますが、酔いもあって路上でリバースしてしまいます。
こんな恥ずかしい自分を晒した翔は介抱してくれた宗馬と、この際キッチリ話を付けようと決意!「宗馬とのゴタゴタが僕にとって重大事なんだ」と言って、帰ろうとする宗馬にもう一度自分の家に来てほしいとお願いします。
そして場所を翔の自宅に変え、宗馬は距離を置いた理由を語り始めます。しかし「もともとゲイじゃないし、いつまで翔といられるだろうって考えてた…」と切り出す宗馬に、翔は別れ話をされ始めたと思い涙します。
「翔を全力で愛する」と、決心が固まった宗馬
ところが宗馬は泣いている翔をハグ!「ヤキモチを妬いたり、翔の失敗を笑って許してもやれないし、八つ当たりするし、オレは情けない男だ」と、宗馬はこれまで隠していた本音を打ち明けます。
別れ話をされると思っていた翔は、宗馬が自分との関係でひとりグルグル迷走していたことを知りなんだか安心。宗馬のつたない一面を垣間見て、一気に宗馬へのラブがマシマシになります。
そんな超ポジティブな考えの翔を目の当たりにした宗馬は「もう翔からは離れられない」と、翔を全力で愛していくことを決心!!翔とやり直すことを決め、翔にキスしようとします。
元サヤに戻った宗馬×翔
しっかーし!!さっき路上でリバースしたことを思い出した翔。乙女系男子の翔はキスを断り、血相を変えて風呂場に直行します(笑)
そしたら「酔ってる翔をひとりで風呂に入らせるのはキケン」と、なんとも苦しい言い訳で宗馬も一緒に入浴。カラダを洗い終わった全裸の翔を凝視します。
んでそのまま風呂場でイチャイチャし始めたふたりは雑談。このとき宗馬は、“とある理由から無理して高いマンションを借りた”ことを翔に伝えます。けどそれ以上のことは、宗馬は翔に教えないのでした。
まとめ
翔の望み通り、宗馬と本音で話し合えることができて万々歳な回でした。「僕たちに足りないのは愛情じゃなくて、言葉」はい、名言頂きました~!!
宗馬がナゼお高いマンションに引っ越ししたのか気になるところですが、続きは次号。
次回は、2022年2月28日発売のビーボーイゴールド2022年4月号に掲載予定となっています。
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