アイドルグループ【エルプラネット】の最年長メンバー・京介(きょうすけ)は、面倒見の良いグループのオカン的存在。
デビュー当時から、末っ子メンバーの千草ゆうによく懐かれている。
しかし最近、いつの間にか立派な“男”に育ったゆうにドキドキしてしまい――!?
『ピンクとまめしば』のスピンオフ作品!アイドル同士の恋愛事情を描く、ピュアストーリー第2巻。
著者 | 倉橋トモ |
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レーベル | ビーボーイコミックスDX |
出版社 | リブレ |
試し読みあり
下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
『stage 07』『stage 08』
【リアル】のクールガイ・葉山由紀×【エルプラネット】の正統派王子様・黒川篤人
『stage 09』『stage 10』『stage 11』『stage 12』
【エルプラネット】の愛され末っ子・千草ゆう×【エルプラネット】の関西弁リーダー・京介
ネタバレ感想
『ハローモーニングスター(1巻)』の感想はコチラから。

『stage 07』篤人への執着心
由紀(ユキ)×篤人(アツト)編の続き。1巻で元サヤに戻ったふたりは、朝っぱらからラブラブモード。アイドルの仕事に行くギリギリまでイチャイチャしてます。
そして篤人で充電を完了させた由紀は仕事へ。するとデビュー前のかわいいジュ●アたちに挨拶されて、ふと自分と篤人のデビュー前と重ねる由紀。――回想が始まります。
デビュー前、同期だった由紀と篤人はすぐ友達に。丁度そのころ由紀は自分がホモだと気付いたときでもあり、篤人への執着が強くなっていきます。
そんなとき、ダンスの練習中に頑張りすぎた篤人がケガ。堪らなくなった由紀は「ダンスなんてどうでもいい!」と、普段のクールさと打って変わって声を荒げます。
これに篤人も「由紀の隣でダンスしたいもん」と、笑いかけてきたもんだから由紀プッツン。“篤人の全部が欲しい”という気持ちが溢れて、篤人にキスします。
『stage 08』篤人をゲットした由紀
キス事件から由紀のことを意識し始めるようになった篤人。それでも色恋ばっかり言ってられないジュ●アのふたりは、忙しくダンスや歌の練習に励みます。
そして一生懸命頑張った篤人は無事、ダンス課題をクリア。由紀もその姿を見て、篤人のアイドルオーラに惚れ直します。
目標をひとつ達成した篤人はその晩、由紀のベッドに潜りこみ…。「この前のキス、俺もしたくなった」と、お誘い!!
もちろんinベッドなんでキスだけでは終わらず、篤人のムスコは由紀のテクで可愛がられます。由紀×篤人編の回想は、これにておしまい。
『stage 09』大人の男に成長した末っ子
今回から、ゆう×京介(きょうすけ)編スタート!面倒見の良い京介は、5年前の【エルプラネット】デビュー当時からグループのお母さん的存在。
とくに甘えん坊の末っ子のゆうには、甘々で接してきました。そして現在、19歳になったゆうは大人の色気漂うイイ男に成長!!
それでも京介は、いつまで経ってもゆうをお子様扱い。不満げなゆうですが「20歳の誕生日プレゼントは、ゆうが望むもん何でも叶えたるよ」という京介の言葉に、キラーン!
20歳の誕生日の晩に「添い寝して」と、昔のように可愛く京介にお願いします。そう言われちゃ断れない京介、ゆうをベッドに入れてやります。
ところが数時間後、背後からのただならぬ熱気に目を覚ました京介。すると後ろで「京ちゃん」と言って、あの可愛かったゆうが自家発電真っ最中で――!!
『stage 10』図星を突かれた京介
その後、ゆうの痴態を知った京介はちょいブルー。まるで息子のエ●本を見つけてしまった母親のような感覚になります。
そしてゆうのコトで頭がいっぱいになった京介はコンサートで軽くミス。どうやら動揺しているのが隠しきれていなかったようで、ゆう本人にもあの晩 実は起きていたことがバレてしまい…。
開き直ったゆうに「京ちゃんもあのとき、たってたよね」と図星を突かれます。しかし大人の色気で迫ってくるゆうに、なかなか素直になれない京介。
するとゆうは昔のようにかわいいキャラに戻り「俺、京ちゃんが好きだよ」とテレ。優しいキスで京介の唇をふさぎます。
『stage 11』末っ子に攻められたい最年長リーダー
昔はあんなに幼くて可愛かったゆうにキスされて、ますますドキドキの京介。しかもinベッド。赤面しながらも、もっと先に進みたいゆうに押し倒されます。
んで拒否しきれない京介は、ゆうに下半身をイタズラされて昇天。どうしていいかわからない京介に「大丈夫、京ちゃんは絶対に俺のこと好きになるよ」と、ゆうはご満悦な表情。
それからと言うもの、ゆうに対してさらにドギマギするようになった京介。つい「あれから何で、なんもして来ないんや?」と口走っちゃいます。
京介のこの言葉に“コレはイケる”と思ったゆう!すぐ京介の大事なとこに手を突っ込んで、攻めはじめます。
『stage 12』【エルプラネット】が大事
スイッチが完全に入ったゆうは、もっとエ●いことをするために誰もいないスタジオへ京介を連れて行きます。
京介もつい気持ちよさに流されて「はよ触って…」とオネダリ。“アカン”と思いつつ、ゆうと一緒にBまでしてしまいフィニッシュします。
でも後日、冷静になって考えた京介はゆうの気持ちに応えられず。ゆうのことは好きだけど、【エルプラネット】も大事なのでグループの輪を乱したくありません。
京介の様子を悟ったゆうも、グループのことを一番に考える京介にそれ以上迫ることはなく…。忙しいアイドル生活に戻ります。
そんな頑張りもあって、夢だったアイドルフェスのラストを飾ることになった【エルプラネット】!ところが本番中、京介の足場が崩れてステージから転落しそうになります!!
と、その瞬間…近くで踊っていたゆうが京介を庇い―――!!??どうなるどうなる―――??
『stage 10.5』
由紀曰く、スーパーアイドル篤人は癒し系じゃなくて…いやらし系だそうです。
その証拠に、雑誌で見せる癒し顔ショットの横でナニかをほおばっています。はい、お察しください。
『「ピンクとまめしば」スペシャルショート』
きましたきました!!「ピンクとまめしば」の後日談。高校生の黒川(くろかわ)と、放課後デートをする高校教師の御子柴(みこしば)。
童顔なんでDKコスプレ余裕です(笑)「ピンクとまめしば」の感想はコチラから。

『サイン会レポート in TAIWAN 2019 Summer』
倉橋先生が海外にサイン会に行かれたお話。“BLは国境を越える”という名言を頂きました。
『あとがき』
【エルプラネット】のメンバー紹介。京介は24歳で「黙ってればカッコイイ」と、ファンにまで言われてしまう関西男子だそうです。
まとめ
由紀×篤人編と、ゆう×京介編…ダブルで美味しい2巻。全員アイドルなんでページ開くたびに美形祭り状態です。最高のひとこと(笑)
【エルプラネット】大事さに自分の気持ちと葛藤する京介が尊いですね。3巻では、ゆうの魔の手が京介の尻にのびてくれることを祈るばかりです。
試し読みあり