土地神さまのナギは、自分が守る土地に赤ん坊が捨てられていたことがキッカケでその子を育てることに。
ところが成長した陽向(ひなた)は、「ナギと離れたくない」と言い出し…根負けしたナギは、二十歳になるまで一緒にいると約束したけれど…?
著者 | 篠崎マイ |
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掲載雑誌 | リンクス 2021年 07 月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
捨てられた赤ん坊・陽向×人妻感漂う神さま・ナギ
ネタバレ感想『第二話』
前回の『第一話』の感想はコチラから。

神さまをヤラシイ目で見てしまう陽向
土地神さま・ナギとの約束通り、二十歳になるまで一緒に暮らすことを許された陽向(ひなた)。二十歳間近になった現在は、どこぞのミュージカル俳優や!?ってくらい爽やかな男前に育ちました。
そんでもって陽向は、甲斐甲斐しくナギの世話を焼きます。その視線の優しいこと優しいこと!!新妻のようにナギの衣食住のサポートをします。
でも、その視線はただの育ての親に向けられたものではなく…。全裸で庭の池で水浴びしているナギを見て、陽向はつい欲情してしまいます。
陽向の想いに応えられないナギ
陽向の熱っぽい視線に気付いてはいるものの「その想いに応えることはできないぞ」と、心の中で考えるナギ。
けれど陽向の想いはもう止められないようで「俺の大好きな神さま…」と言って、今にもナギを押し倒してしまいそうです。
どうしたものかと悩むナギは、シリアスモードでいい雰囲気に持っていこうとする陽向にデコピンして、貞操を守るのでした。
筆おろしは神さまじゃないとヤダ!
翌朝、家事に勤しむ陽向の元へ現れたのは、化け狐の朱音(あかね)。高橋留美子先生の作品↓に出て来そうなボイン姉ちゃんです。
数年ぶりに陽向に会った朱音は、その逞しく成長した姿にニッコリ。そして朱音はナギに会いにきたらしく、ふたりで仲良くティータイム。数年前、ナギに頼まれた朱音が、陽向の筆おろしをしようとした話を回想します。
その回想では、中学生くらいの陽向が性の手ほどきをしようとする朱音を泣きながら拒否。「そういうことはナギとじゃなきゃヤダ」と、正直に理由を言っちゃいます。
思えばその頃から、陽向にそういう対象として見られていたと思い返したナギ「ヤレヤレ、どうしたものか…」と、頭を悩ませます。
隣山の神さま現る
しかしそんなBLラブロマンスの最中、問題発生!ナギが守る土地の結界が弱まってきているらしく、隣山の神さまが鬼の形相で現れます。
まるで〆切に追われた官能小説家のようなルックスの新キャラの神さまは、初登場からオラついています。
まとめ
十九歳になった陽向…イケメンなんやから、もっとグイグイいってエエんやで??ナギのピンクの●●、●●●●してエエんやで!!??と、ツッコミを入れたくなった第二話(笑)
朱音という化け狐の姉さんも、陽向に筆おろしの代わりに“愛”を教えてくれて感謝ですね。続きに期待!!
リンクス2021年9月号に『神さまは陽だまりに眠る』の掲載はありませんでした。次回 第三話は、リンクス2021年11月号に掲載予定だそうです。
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