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憂鬱な朝(8巻)【ネタバレ感想】日高ショーコ

憂鬱な朝【ネタバレ感想】日高ショーコ
あらすじ

久世家先代・暁直の面影が残る、鎌倉別邸。
そこに初めて足を踏み入れ、苦い過去を振り返る桂木智之(かつらぎともゆき)と、そんな桂木とまっすぐ向き合ってきた久世暁人(くぜあきひと)。
暁人の英国出立まで残りわずかとなり、ついに桂木の口から「2年は長すぎます」と本音が出てしまい──。感動の最終巻。

著者 日高ショーコ
レーベル Charaコミックス
出版社 徳間書店(Chara)

試し読みあり

 

下記よりネタバレあり。ご注意ください。

全体評価

物語
絵柄
助平

カップリング

脱・童貞で覚醒した子爵、久世暁人(18)×腹黒美人、桂木智之(29)

ネタバレ感想

『憂鬱な朝(7巻)』の感想はコチラ。

憂鬱な朝【ネタバレ感想】日高ショーコ
憂鬱な朝(7巻)【ネタバレ感想】日高ショーコ この先、また意見が食い違ってたとえ分かり合えなくても、愛する人・桂木智之(かつらぎともゆき)の手を離さないと誓った久...

『scene.40』静かに流れる時間

『scene.32』で雨宮に、将来 久世家領地で産業を興すための優秀な人材集めを命じた暁人。
そして鎌倉に引きニートになる直前 候補者と対面する暁人は、無事童貞候補者共を黙らせ、一緒に英国に留学することに決定。
こうして回想終了して、鎌倉にある久世家別邸。
そこで今回の英国留学の話を初めて桂木に話す暁人。そこには久世家を良い方向に持って行く自身が溢れており、桂木も素直に受け止めます。
しかし、2年の英国留学で離ればなれになることについては受け止めきれない様子の桂木。

『scene.41』桂木の解けない呪縛

桂木が鎌倉に来て早数日。
改めて、この久世家先代・暁直の面影が残る鎌倉別邸を見て回る桂木。
そして幼い頃、自らの出自が暁直に知られ、拒絶され冷遇され続けた記憶が蘇ります。
暁直にもう一度必要とされたいという呪縛は消えることなく、長い間 桂木を縛り続けています…。
そこに暁直そっくりの暁人登場。
優しく微笑む暁人に、過去の自分が暁人にしたひどい仕打ちを謝る桂木。続けて、それでも諦めず向き合ってくれた暁人に感謝します。
一方、なぜか雨宮は石崎家の見合いの席を偵察しに来ています。ガンバレ!名探偵・雨宮!

『scene.42』マブダチ・石崎、幸せになる

『scene.38』より桂木の算段によって、名家の姫君との見合いが決まった石崎家。
マブダチ・石崎は桂木への仕打ちを悔いつつ、見合いの席で相手の姫君と初対面。
しかしそこにいたのは石崎と恋仲の芸者(今は名家の養女)!!
そう、桂木は石崎パパと石崎までをも秘密で計画を立て、石崎と恋仲の芸者と結婚させることに成功したのでした。
一方、鎌倉での暁人と桂木は、これから互いの信じる道を行くことについて理解し合います。
そしてついに…!!「2年の英国留学は長すぎる」と、あのベッド以外では甘えない男・桂木がデレます。

『scene.43』自分のために生きてほしい

桂木にそんなことを言われては、下半身の抑えがきかない暁人。
キッスからのイチャラブモードでまた桂木をトロントロンにしようとした時、桂木におあずけを食らう暁人。
話すべきことがあるのでは?と見透かされた暁人は、桂木に揃いの懐中時計と英国への旅券を渡します。
一方、見合いが終わった石崎は、名探偵・雨宮を発見。
そう、雨宮が偵察に来た理由は桂木の計画が上手くいくか見届けるためでした。

『scene.44』呪縛を解き放つ暁人

幼少の暁人が初めて久世本邸に来たときの、恨み度マックスだった自分を回想する桂木。
そんな桂木ですが、今は暁人と同じ布団で朝を迎えます。
昨夜の下半身運動が激しすぎたか、桂木はちょっかいを出しても起きない暁人を残して、大好きな風呂へ。
そこで昨夜、暁人に英国留学の旅券を渡されたことを回想し、それをデレながら承諾したこを思い返し赤面。

BL式部
BL式部
こりゃあ、昨晩の暁人がハッスルした理由も分かりますわ。

暁人の英国留学について行くことに決めた桂木、出立前に仕事を片付けるため鎌倉をひとり後にします。
途中 海に寄り、久世家のために前に進もうとする暁人を思い返す桂木。そこに、暁人が追いかけてきます。
とりあえず桂木のビーチクを掴んだ後、ずっと話そうと思っていた、桂木の呪縛の元凶…先代・暁直の話を始める暁人。
そして「過去ではなく未来に向かって生きよう」と桂木を呪縛から解き放つ暁人は、ともに前に進もうと手を握ります。
それに優しくキッスで返事をする桂木…。

『scene.45』桂木の進む道

英国へ暁人と共に出立する前に、仕事を片付けるため鎌倉を去った桂木。
残された暁人は、この鎌倉の久世家別邸に『scene.27』での願いを叶えるため、久世直継を迎え入れることに。
一方、石崎パパと工場経営の件で対立した桂木は、無事和解。石崎パパの久世家へのコンプレックスも良い方向へ進みます。
続いて桂木は、ことの発端となった工場を訪れ、改めてこれが自分のしたい仕事なのだと確信し、社長に就任することを決心します。
そして英国留学に出立する2日前。港近くのホテルに滞在する暁人の元に、予定より早く現れた桂木。
その手には英国に行くための荷物はなく…。すべてを悟った暁人は優しくキッスをします。

『Last scene』これからはふたりで…

会えない2年分のヤリ溜めと言わんばかりに、激しく求めあう暁人と桂木。
途中ちょいと邪魔は入ったものの、超絶イケメンな風格であしらう暁人。これはズル剝けですわ。
一発ぶっ放して落ち着いた暁人は、『scene.36』で桂木高正に白状させた【桂木の真の出自】を書いた手紙を渡します。
そこには桂木の本当の父が書かれていますが、脅威の御察し能力を持っている桂木は既に気付いていた様子。
しかしふたりにはもうそんな事実、どうでも良い事。ただ生まれてきてくれたことに互いに感謝します。
っと、暁人出立まであと少し!!ふたりはまたホテルに籠りきりで愛の大運動会!!
完っっ全に暁人のオンナと化した桂木は超絶素直!!暁人の性欲の全てをお尻でキャッチします。
そして出立の朝、暁人は初めて桂木の寝顔を見ることに成功し、念願の朝チュンを叶えます。
しかし出港を見送るはずだった桂木は、寂しさのあまりベッドから出られず…ひとり涙。なんだこの急激なデレは!?激カワ。
…こうして2年後。高鳴る胸を抑えつつ無事帰国する暁人。
待ちわびていた桂木と再会する暁人は、鎌倉の別邸にいる久世直継の息子・直矢を久世子爵邸に迎え入れます。
今は亡き直継の願いを叶え、息子・直矢を久世家当主として、桂木とふたりで育てることにした暁人。
ふたりは微笑みつつ、新しい当主の養父として久世家を支えるのでした。――END。

『あとがき』

桂木が出立する暁人を見送れず、ベッドから出られない理由は「暁人を好きになりすぎて」だそうです。最高です。

まとめ

随所に出てくる、桂木のシズ●ちゃん並の風呂好きキャラ。どんだけカワイイの!?
しかも、暁人にメロメロにされすぎて1巻とは別人レベルな桂木。
これから益々男っぷりが増す暁人に、桂木のお尻は一体どうなってしまうのか!?え?これで最終巻!?

試し読みあり

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