吸血鬼組織『FANGS』が人間と共存する世界。突如吸血鬼になってしまったエンは、組織の保護者・イチイと同じく“吸血鬼”として生きることに。
そんな二人はエンの二十歳の誕生日にカラダだけではなく、ようやく心も繋がりついに恋人同士の関係になる。
著者 | ビリー・バリバリー |
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掲載雑誌 | リンクス 2022年 1月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
FANGS所属のイケメン吸血鬼・イチイ 愛されワンコの新人吸血鬼・エン
ネタバレ感想『episode 11』
2022年3月24日発売予定の『FANGS(2巻)』に掲載予定の『episode 11』になります。
前回の『episode 10.5』の感想はコチラから。

既刊の最新刊『FANGS(1巻)』の感想はコチラからご覧いただけます。

ペアリングパーティーが開かれるようになったワケとは!?
“メギ”という、何やらとんでもなくヤバい吸血鬼が収容所から脱獄したことを知らないイチイ&エン。常に人手不足な吸血鬼組織・FANGSのために、ペアリングパーティーの受付に駆り出されています。
でもこのふたり、受付の仕事もそこそこに大っぴらにイチャチャとチュー(笑)前回 恋人同士になってからというもの、すんごいラブラブです。
と、そのパーティーに訪れたのは普通の人間と結婚している吸血鬼・マサキ。エンは堅苦しい受付の仕事から逃れるため、イチイを残してマサキと一緒に客に出すワインの準備を手伝います。
そしてマサキと二人きりになったエンは、30年前に起こった『ハレム崩壊事件』がきっかけで、このペアリングパーティーが開かれるようになった事を知ります。
メギ×イチイ!!??
しかし『ハレム崩壊事件』の詳細を訊く前にマサキが席を外してしまい、エンはパーティー会場でひとりに。するとそこに大柄褐色、おまけにセプタムピアスを開けた男=メギが登場します。
あまりのキャラの濃さに動揺するエン。しかもメギはパーティー会場でイチイを見つけるや、速攻抱きしめ熱烈キッス!!イチイは「どうやって収容所から出てきた…?」と、震え声で訊ねることしかできなくなっています。
メギはそんな問いお構いなしで「愛してるオレのペアーズ」と言い、イチイにキス攻撃を続行。イチイも抵抗できず大人しくメスになっていたので、慌ててエンが止めに入ります。
エンの存在でようやく正気に戻ったイチイは、メギを突き放します。突き放されたメギは、パーティー会場に集まる吸血鬼たちに向かって「主の帰還だ」と、堂々と宣言するのでした。
まとめ
晴れて恋人同士なったイチイとエンでしたが、イチイの元ペアリングの相手・メギが登場。しかもイチイが受け…??こりゃあ~、エンの頭がパンクしそうです(笑)
次回の『FANGS』は、2022年2月9日発売のリンクス2022年3月号に掲載予定となっています。そして今月号までのお話が、コミックス2巻に収録されるそうです。
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