吸血鬼組織『FANGS』が人間と共存する世界。突如吸血鬼になってしまったエンは、組織の保護者・イチイに拾われる。
一緒に生活していく中で想いを通わせた二人だったが、イチイの考えてることが分からないエンは不安になり――!?
著者 | ビリー・バリバリー |
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掲載雑誌 | リンクス 2021年 09 月号 |
出版社 | 幻冬舎 |
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下記よりネタバレあり。ご注意ください。
全体評価
物語 | |
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絵柄 | |
助平 |
カップリング
FANGS所属のイケメン吸血鬼・イチイ
愛されキャラの新人吸血鬼・エンネタバレ感想『episode 10』
『episode 10』になります。
前回の『episode 9』の感想はコチラから。

既刊の最新刊『FANGS(1巻)』の感想はコチラからどうぞ。

エンをツーリングに連れ出したイチイ
前回のお話で、梅咲&桃からエンの身に何かが迫っていることを感じ取ったイチイ。突然エンを大型バイクのうしろに乗せて、どこかへツーリングに出掛けます。
んで意味深に「あぶねーから、ギュってしとけ」と、エンに言うイチイ。なんだかエンもいつもと違う雰囲気を感じています。
そして着いた先はスケート場。イチイはエンが人間だったころ使っていたスケートを手渡し、「オレにスケート教えてくれよ」と、エンに頼みます。
イチイにこう言われてスケートを教えることにしたエンは、イチイに人間だったころの他愛無い昔話を始めます。
腹を割っての話し合い!
しかし話の最中にエンはいき詰まり…。意を決して「イチイの考えていることが分からないから、ペアリングするって言えなかった」と、ずっと思っていた本心を伝えます。
この正直な言葉にイチイも「オレも吸血衝動が抑えられないくらい、もう限界なんだ」と、本当はエンとペアリングしたくてしたくてたまらんかったことを白状。欲望丸出しになります。
こうしてイチイからペアリングをしたいと求められて、エンの不安が解消。イチイに抱きしめてもらい、エンは吸血鬼になったことへの恐怖を聴いてもらいます。
エンを連れ出した理由は!?
んでもって、本当はペアリングしたい気持ちを白状したイチイと、不安な気持ちを解消できたエンは仲直り。もとのいちゃつきが激しいバカップルに戻ります。
そして時計の針が0時になった瞬間で、エンに「二十歳の誕生日おめでとう」と祝うイチイ。「お前(エン)じゃないなら、オレはもう誰ともペアリングしねーよ」と、吸血鬼ver.の愛のプロポーズをします。
鼻水垂らして赤面するエンは、溢れてくる涙が止まらないのでした。コングラチュレーション!!
まとめ
エンのひとり迷走モードが終わり、イチイの手が差し伸べられた良き回でした。吸血衝動が限界になるまでペアリングを我慢していたイチイは、ある意味ドMなんじゃないかと(違)
気持ちが通じ合ったイチイとエンに、なにか一波乱起きる予感しかないですが(笑)続きが掲載される予定の、2021年10月8日発売のリンクス11月号を待ちたいと思います。
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